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『ターミネーター』サラ・コナー復帰は元夫キャメロンのオファーで決心!リンダ・ハミルトンを直撃

かっこよすぎるだろ! 『ターミネーター:ニュー・フェイト』のサラ・コナー
かっこよすぎるだろ! 『ターミネーター:ニュー・フェイト』のサラ・コナー - (c)2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved

 傑作SFアクション『ターミネーター2』(1991)の正当な続編となる『ターミネーター:ニュー・フェイト』(11月公開)で、28年ぶりにリンダ・ハミルトンがサラ・コナーとして戻ってくる。ハンガリーのブダペストのスタジオ内で、再びターミネーター役を務めるアーノルド・シュワルツェネッガーと撮影中だった彼女に、復帰への思いを聞いた。

【画像】シュワちゃん『ターミネーター』撮影現場でリンダ・ハミルトンと2ショット!

 62歳となった今も、とてもクールで魅力的なリンダ。本作への出演は、元夫でプロデューサーを務めるジェームズ・キャメロンから電話でオファーされたというが、すぐさま「イエス」と応えたわけではなかった。「1か月以上じっくり考えたわ。でも私は、サラが28年後にどうなっているのかに興味があったの。それからジム(キャメロン)の存在ね。彼が作品を推進するクリエイティブパワーなの。シリーズ最初の2作をやったのも彼がやったからよ。私は仕事をするのも好きだし、『オッケー、やるわ』って言ったのよ」。

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 しかし、世界中を魅了した女性ヒーローに復帰するための準備は並大抵ではなかったようだ。「サラ・コナーは、私の中のかなり深いところに生きていると思う。1年間のトレーニングで、肉体的に、感情的に、精神的に彼女を(再び)見つけないといけなかった。なぜなら、誰も彼女が今どういう状態にいるか知らなかったからよ。もし、彼女がこうなってたら、ああだったら……って考えたの」。

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メガホンを取るティム・ミラー監督は『デッドプール』で一躍人気監督に

 そして、シュワルツェネッガーとも久々に再会。「ファンタスティック! 私が彼に対してどれほどの愛情を持っているか、セットで彼に会うまでわかっていなかったの。彼のことをずっとハグしていたいわ。とってもナイスよ」とほほ笑んだ。

 本作ではリンダとシュワルツェネッガーに加え、『ブレードランナー 2049』のマッケンジー・デイヴィスと、コロンビア人女優ナタリア・レイエスという2人の女優が重要な役で新風を吹き込み、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」のゴーストライダー役で知られるガブリエル・ルナが新たなターミネーターを演じている。1作目でシュワルツェネッガーを一躍スターにしたシリーズの生みの親キャメロンから、大ヒット作『デッドプール』(2016)を手がけたティム・ミラー監督にメガホンが託された。

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 ミラー監督は、撮影現場でリンダとシュワルツェネッガーにカメラを向けた瞬間、「僕が『ターミネーター』映画を撮っているなんて信じられない」と大興奮だったという。同時に、初期2作の大ファンとして、何よりも「リンダがサラのストーリーを続けるところを見たかった」とも。また、彼がもっとも尊敬する映画監督のひとりだというキャメロンは、「緻密で、いつも明確な意見を持っている。それは、常に同意できる意見じゃないし、彼は僕のアイデアがいつも好きなわけじゃない(笑)。でも、最良の結果につながるような健康的なやりとりがあった」と明かす。「キャラクターの関係を中心に描いているけど、これほど多くのアクションがある作品を観たことがないと思うよ。ビジュアル・エフェクトは『デッドプール』の10倍あるんだ」と大いに期待をあおった。(取材・文:吉川優子)

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