ジョニー・ウィアー、現役の終わり迎える心境「サポートする役割果たしたい」

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来日したジョニー・ウィアー

 元オリンピック選手でプロスケーターのジョニー・ウィアーが11日、都内で行われた映画『氷上の王、ジョン・カリー』舞台あいさつ付き上映イベントに登壇し、カリーに対して「生きていく上でいろいろなトラブルを抱えていましたが、彼のような存在があったからこそ、わたしも氷の上で自分らしい表現ができたと思います」と感謝の念を表した。

【写真】自ら購入した衣装で登場!

 イギリス人スケーターの金メダリスト、ジョン・カリーの人生を追った本作。プロスケーター、衣装デザイナー、ファッショニスタ、役者、LGBTQ当事者としての発言・活動など幅広く活躍するジョニーはカリーから影響を受け、本作にも出演している。

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 「ファンタジー・オン・アイス2019」出演のために来日中のジョニーは、大歓声で迎えられて登壇すると、「みなさん、こんばんは。ここに来られて最高です」と流ちょうな日本語であいさつ。カラフルな衣装については、「イッセイ ミヤケ。神戸の大丸で自分で選んで買いました。日本では毎回買い物をいっぱいします」とにっこり。また、同ショーは「フィギュアスケートのショーでは世界一。今年で10周年になるけど、わたしは最初から出演しているので、みんな家族みたいで毎年楽しみにしているんです」と喜んだ。

神戸で購入したイッセイ ミヤケの衣装で

 本作の出演に至る経緯は、「現役の終わりに差し掛かっているので、自分を主張するより、業界全体や後に続く人たちをサポートする役割を果たしたいという気持ちがありました」と説明。

 カリーのような存在があったからこそ自分らしさを貫くことができたというウィアーだが、それゆえに傷つくこともあった。「2006年のトリノオリンピックでは愛国者として国のためにメダルを獲ろうと臨みましたが、会見ではスケーティングに関してよりもセクシャリティーに関する質問ばかりでガッカリしました。(2010年の)バンクーバー五輪でもカナダのコメンテーターが性別テストをしようとか言って、この時代でもこうなのかと……」と悔しさを明かし、だからこそ「わたしは強い人間だから耐えられますが弱い人たちもいるので、そういう人たちをサポートしようと活動を始めました」とコメント。プロスケーターとして、LGBTQとして、後世のために道を切り拓いていることを熱く語った。

 さらに、「フィギュアをやめたくない気持ちは強いですが、将来、新しい挑戦ができることを楽しみにしています」と未来に目を輝かせていた。(取材:錦怜那)

映画『氷上の王、ジョン・カリー』は公開中

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