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二階堂ふみ、朝ドラ「エール」ヒロインに!窪田正孝の妻役で「明るく元気に支える」

窪田正孝、二階堂ふみ
窪田正孝、二階堂ふみ

 女優の二階堂ふみが、2020年度前期放送のNHK連続テレビ小説「エール」でヒロインを務めることが明らかになった。3日に渋谷のNHK放送センターで行われた会見で発表された。

夫婦役の窪田正孝&二階堂ふみが互いにお辞儀【写真】

 阪神タイガースの歌である「六甲おろし」などで知られる昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而氏と、歌手としても活躍した妻の金子氏という実在の人物をモデルにした本作。登場人物や団体名などを一部改称して、音楽で人々を励ました夫婦の波瀾万丈の物語として大胆に再構築し、フィクションとして描き出す。

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 窪田正孝演じる主人公・古山裕一の妻である関内音(せきうちおと)にふんする二階堂は、2,802人が参加するオーディションの中から今回のヒロインを射止めた。連続テレビ小説初出演となる二階堂は、「実は昨日、結果を聞いたばかりで。本当なのかな、嘘なんじゃないかなと。歩いてきて、落とし穴があったらどうしようと思っていました」とちゃめっ気たっぷりに切り出しつつも、「でもここに立ってごあいさつをさせていただいて。本当にこの作品に携わるんだなと思って。嬉しい気持ちでいっぱいです。窪田さん演じる裕一さんを明るく、元気に支えていけたらと思います」と感激の表情。

 一方の窪田も「ふみちゃんが音さんをやるというのは3日前に聞いたんです。マネジャーからは絶対に誰にも言うなと言われていたので、誰にも言っていません」と笑顔。「ふみちゃんとは以前ご一緒したことがあって。彼女の描く芝居の繊細さ、キャラクターの作り方、入り方を魅力的に感じていました。だから彼女と1年間一緒にできるのが嬉しく思いますし、幸せに思います」と語ると、「1年間お願いします」とお辞儀。二階堂もお辞儀で返すと、窪田は「結婚式みたい」と笑ってみせた。

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 今回のヒロインとなる音は、夫の才能を誰よりも信じて叱咤激励し、時代の流れの中でさまざまな困難に遭遇しながらも歌手になる夢を追い続ける、という情熱的な役柄となる。二階堂といえば大河ドラマへの出演経験もある人気女優。そんな二階堂が「今でもオーディションを受けるんですか!?」といった声が報道陣からもわき起こったが、その声に笑顔を見せた二階堂は、「苦悩がありながらも、いろんな方に勇気や元気を与えた小関さんをモデルにしたドラマだったので。隣で一緒に支えて生きる女性を演じたいと思い、オーディションを受けました」と返答。

 「1次では、台本をいただいてお芝居をやりました。歌を歌うシーンがあり、そこで『長崎の鐘』を歌わせていただきました。すごく緊張して、大丈夫かな、出来たかなと思いましたけど、貴重な経験をさせていただきました。だからこそ絶対にこの役をやりたいと思っていたので、いい時間でした」と付け加えた。制作統括の土屋勝裕チーフプロデューサーは、「気持ちを込めて歌っていただいて。とても練習されたと聞きました。非常にグッときました。おそらくドラマでも実際に歌ってもらうと思います」と語った。

 なお、クランクインは今年9月の予定で、撮影場所は現在ロケハン中とのことである。(取材・文:壬生智裕)

NHK連続テレビ小説「エール」は2020年春に放送予定

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