今夜金ロー『未来のミライ』知っておきたい3つのこと トリビアも!

『未来のミライ』より - (C)2018 スタジオ地図

 本日(12日)、細田守監督のアニメーション映画『未来のミライ』が、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される(21時~22時54分)。昨年7月20日に公開されてから約1年。放送を前に、おさえておきたいポイントを振り返ってみた。(編集部・石井百合子)

【動画】『未来のミライ』細田守監督インタビュー

その1:監督の実体験に基づく物語

 主人公は、生まれたばかりの妹にかかりきりの両親に不満を募らせる4歳の男の子“くんちゃん”。ある日、彼は庭で未来からやってきたというセーラー服姿の妹“ミライちゃん”と出会い、不思議な冒険を繰り広げていく。

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 実は、細田監督の長男が、くんちゃんと同じ境遇だった時に「夢で大きな妹に会った」と教えてくれたことがあったという(シネマトゥデイ細田監督インタビューより)。アニー賞受賞の際には、「この映画は私の子供をモデルにしたプライベートな作品」と紹介し、「こんなに小さな作品が世界を網羅する大きな賞をいただき、世界中の人と手をつなぐことができた、気持ちが通じ合えたということに、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです」と受賞の喜びを語っていた。

その2:上白石萌歌、黒木華、星野源、福山雅治…超豪華な声優陣

(C)2018 スタジオ地図

 細田作品は『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』といずれもボイスキャストが豪華だったが、本作もしかり。主人公くんちゃん役に上白石萌歌、未来からやってくるミライちゃんに黒木華、両親に星野源麻生久美子。祖父母に宮崎美子役所広司福山雅治が“青年”を担当した。

 なお、くんちゃん役の上白石は本作が声優初挑戦。アフレコの際に「4歳の男の子を少し意識した声」と「素の声」の2パターンを演じ、細田監督の希望により後者が採用されたという。(シネマトゥデイ上白石萌歌インタビューより)。また細田作品初参加となった星野はジャパンプレミアで「細田監督が毎シーンごとにブースに入ってきて、僕や麻生さんにシーンについて説明してくださるんですけど、監督の横顔を見て『お父さんってこういう感じなんだろうな』と思って演じていました。監督の横顔を見るだけでホッとしました」とアフレコを振り返っていた。

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その3:海外でも高評価!賞レースを席巻

アニー賞授賞式の様子

 第42回日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞に輝いたのみならず、海外でも軒並み高評価。アニメ界のアカデミー賞と言われるアニー賞の第46回で長編インディペンデント作品賞を受賞したほか、第76回ゴールデン・グローブ賞アニメーション作品賞にノミネート、第91回アカデミー賞では、長編アニメーション映画部門で日本の作品として、スタジオジブリ作品以外で初の候補になった。

トリビア

事件は庭で起きる…!(C)2018 スタジオ地図

・くんちゃんという名は、「“くん”なの? “ちゃん”なの?」とアイデンティティーが揺れ動くことを表現している(2017年12月の会見より)。

・くんちゃんの家は、くんちゃんの身長(約100センチ)の目線に合わせて段差をつけ、何層にも景観が変わるよう設計されている。デザインは建築家の谷尻誠。(シネマトゥデイ細田監督インタビューより)

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・庭で起きる不思議な出来事には、「秘密の花園」や「トムは真夜中の庭で」など細田監督が親しんできた英米児童文学の影響を受けている(シネマトゥデイ細田監督インタビューより)。

・手描きとデジタルのハイブリッドで描かれた。カット数は918(昨年8月の会見より)。細田監督は「手描き」を重んじており、米アカデミー賞授賞式後の会見では「日本にはまだ手で描くアニメの文化、伝統、人材がちゃんとありますし、世界で求められている自分たちの役割を強く感じました」と話していた。

・東京駅のシーンでは、日本人以外にも外国人や旅行者などさまざまな人種、性別のキャラクターがいる。キャラクター以外の背景や通行人などはすべてCGで制作された(昨年8月の会見より)。

・駅の遺失物係のデザインは、「しろくまのパンツ」「パンダ銭湯」などの絵本で知られるユニットの tupera tupera によるもの。黒い新幹線は実際の新幹線をデザインしている亀田芳高が手掛けた(昨年8月の会見より)。

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