嵐、生放送番組に不安「何が起きるか…」
アイドルグループの嵐が19日、都内で行われた東京2020オリンピック開幕1年前スペシャル番組「2020スタジアム」取材会に出席し、生放送に対する不安を口にした。
「2020スタジアム」は、嵐のメンバーがアスリートや世界中の人々と触れ合いながら、1年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックの魅力を伝える特集番組。生放送であることについて松本潤は「こっち4人は慣れていないので何が起きるか……」と報道番組「news zero」でキャスターを務める櫻井翔以外のメンバーを見ながら不安を吐露。二宮和也も「僕ら（生放送番組の司会は）『紅白歌合戦』くらいしかないので」と同調した。
とはいえ、嵐は2016年に特番「東京2020 12時間スペシャル」に出演した経験があり、二宮は「（収録だったけど）みんなが（ロケに）行っているVTRを見て、『あっ、そうなんだ！』と視聴者と同じように学びながら、あっという間に終わった印象なので、今回もそういう感じになるのかな」と想像。松本は、「2020スタジアム」が8月28日にも放送されることを受け、「生放送が続くか、収録になるかは1回目次第でしょうね」と見解を示した。
この日は、先日亡くなった所属事務所社長・ジャニー喜多川さんが東京オリンピックに並々ならない思いを抱いていたことから心境を尋ねられる場面もあり、二宮は「ジャニーさんが公共料金を払っているなら観てもらおうかな。天国にもテレビはあると思うので」といつもの冗談で報道陣を笑わせる一方で、「観れなかったのは残念ですが、ジャニーさんの考えや思いを引き継いでオリンピックに参加できたらと思います」と真面目なコメントも。
櫻井は、訃報を受けてジャニーさんの元に駆け付けたが、その日の深夜便で国際オリンピック委員会の本部があるスイス・ローザンヌに発ったこと、家族葬自体には参加できなかったものの、帰国後すぐにその場に到着できたことを挙げ、「（飛行機の便が）早くても遅くても顔を出せなかったので、（ジャニーさんが）待っていてくれたというのはおこがましいですけど、一目会うような奇跡的な時間を感じました」としみじみと語っていた。（取材・錦怜那）
「2020スタジアム」は7月24日19時30分～20時42分 NHK総合テレビにて生放送
