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新作の上映も!大林宣彦監督の特集企画、東京国際映画祭で実施

第32回東京国際映画祭

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最新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』も上映予定
最新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』も上映予定 - (C) 2020「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」製作委員会/PSC

 10月28日に開幕する第32回東京国際映画祭で、大林宣彦監督の特集企画が実施され、最新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』がワールドプレミア上映されることが明らかになった。

【画像】映画は撮り続ける!余命宣告後の舞台挨拶で語る大林監督

 特集は、近年の日本映画を顧みながら、現在の日本を代表する作品を映画祭独自の視点で選ぶ「Japan Now部門」で行われる。昨年は役所広司、これまでには岩井俊二監督や安藤サクラ蒼井優満島ひかり宮崎あおいら女優4名が特集された。

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 今年は“映像の魔術師”とも呼ばれ、今なお第一線で活躍する日本映画のレジェンド、大林宣彦監督の特集に決まった。現在制作進行中の新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』が世界初上映される予定で、他の上映ラインナップは未定。

 『HOUSE ハウス』(1977)で商業映画に進出し、『転校生』(1982)、『時をかける少女』(1983)、『さびしんぼう』(1985)の“尾道三部作”が幅広い支持を集めた大林監督。その後も国内外で多数の賞を受賞するなど評価され続け、肺がんで余命宣告を受けながらも完成させた『花筐/HANAGATAMI』(2017)へと繋がっていく。

 大林監督は「上映作品を自ら選むのは難しい。普段皆様が見る事の出来ぬ映画を、この際ご覧いただけたらと。時代はいつか、個人映画ばかりになり、僕が願った映画作りの世になりました。その個人の自由と権力者の不自由の証を、愉しんで下されば、と。僕の正体が炙り出されれば、愉しいかな」とコメントを寄せている。(編集部・小松芙未)

第32回東京国際映画祭は10月28日(月)から11月5日(火)まで六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)他で開催

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