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「奪い愛、夏」水野美紀がやばい!アドリブ連発で怪演

“狂演”の裏側!笑っちゃってNGも…
“狂演”の裏側!笑っちゃってNGも…

 AbemaTVオリジナルドラマ「奪い愛、夏」(8月8日23時~AbemaSPECIAL)の囲み取材が2日、都内で行われ、水野美紀小池徹平松本まりか小手伸也田中みな実鈴木おさむ(脚本)が出席。アイデア・アドリブ満載で挑む水野の“ヤバさ”が明かされた。

【写真】キャラ強っ!敏腕女社長役の水野美紀

 本作は、名ゼリフとキャスト陣の怪演で「ホラー映画よりも怖い」と話題を呼んだテレビ朝日系ドラマ「奪い愛、冬」(2017)の鈴木おさむが脚本を手掛け、水野美紀が主演を務める“狂愛”ドラマ。マッチングサービス「ラブネクスト」の社長・花園桜(水野)と広報部所属の桐山椿(小池)、空野杏(松本)の危険な愛のトライアングルを描く。

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奪い愛、夏
取材は「ラブネクスト」広報部のフロアで行われた

 「奪い愛、冬」にも出演した水野は、今作では目的のためなら手段を選ばない敏腕女社長・花園桜を演じる。「『奪い愛、冬』を彷彿とさせるところがあり、蘭さんがこういう人生を歩んでいたら、こうなっただろうと共通点がたくさん見つかるキャラクター」と紹介しつつ、「1話からトップギアで暴れていますが、実は後半、4話まで見せている顔と別の顔を見せる展開が見どころです」と自身の怪演ぶりと作品をアピール。

 社長秘書・土筆肇役の小手は、桜からの“ご褒美”という名のある異様な行動を楽しみにしている役柄で、田中は「水野さんが小手さんに水を吹きかけるシーンで、小手さんがちょっと嬉しそうな感じが透けて見えるのが面白かった」と衝撃のひとコマを明かしながら、会場の笑いをさらった。

 小池も「桜さんはヤバい」とつぶやくと、「(水野から)寝技の掛け合いを提案された」と告白。水野は「やりだすとエンジンがかかって、やりたくなっちゃう」と言い、「基本、わたしはその場にいる共演者やスタッフをビビらせたい、笑わせたいというモチベーションでやっています」と明かす。

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 そのため、アクションシーンにも果敢に挑戦した水野は「ブラジリアン柔術とプロレスを取り入れたアクションシーンが6話にあります」と嬉々として語る。松本も「現場でどんどんアイデアを思いついてやられてしまうので、受ける側は本番中も笑っちゃって、何度かNGを出しています。スタッフさんも笑いをこらえきれないので、ノールックで(仕事をしています)」と水野の女優としての手腕に驚きと敬意をもって打ち明けていた。

 衝撃シーン満載の本作。鈴木は「物語の作り方、キャラクター、ラブシーンを含めて、絶対見たいはず」と声を張ると、「人がどんどんおかしくなっていくので、後半になるとまともな人がいないけど、みんな愛を守りたいゆえで、その壊れ方に注目してほしい」と呼び掛けた。(取材:錦怜那)

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