ダウン症俳優が主演の新作、批評サイトで高評価 LAでプレミア

[ロサンゼルス 2日 ロイター] - 米ロサンゼルスで1日、ダウン症の俳優が主演する新作映画『The Peanut Butter Falcon(原題)』のプレミア上映会が開かれ、キャストのザック・ゴッサーゲン、シャイア・ラブーフ、ダコタ・ジョンソンらが会場に集まった。
【画像】ダコタ・ジョンソンが出演した『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
同作は、ゴッサーゲン演じるダウン症の青年ザックが施設を抜け出し、プロレスラーになる夢を追い掛けるというストーリー。ラブーフは、ザックが途中で知り合うならず者のタイラーを、ジョンソンは施設の看護師エレノアを演じている。
ダウン症の俳優が主人公のハリウッド映画は少ない。『The Peanut Butter Falcon』で共同監督・脚本を手掛けたタイラー・ニルソンとマイケル・シュウォーツは、障害を持つ人たちのためのキャンプに参加した際にゴッサーゲンと知り合い、ゴッサーゲンが映画俳優になりたいと語ったことが、同作を作るきっかけとなったと話した。
『The Peanut Butter Falcon』は高評価を得ており、映画批評サイト「ロッテン・トマト」では100%のポジティブなレビューを獲得した。
全米公開は8月9日の予定。