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橋本環奈、R15+作品で20歳の挑戦 催眠デスゲーム『シグナル100』単独主演

「挑戦的なものをやりたい」と撮影に臨んだ橋本環奈
「挑戦的なものをやりたい」と撮影に臨んだ橋本環奈 - (C) 2020「シグナル100」製作委員会

 女優の橋本環奈が主演を務め、漫画「不能犯」の原作者・宮月新の人気コミックを実写映画化する『シグナル100』が、2020年1月24日に全国公開されることが明らかになった。自殺催眠をかけられた学生たちのデスゲームを描くR15+作品となり、橋本は「元々原作は知っていましたが、20歳になり挑戦的なものをやりたいと思っていた中で、この作品はうってつけだと思い、出演を決めました」とコメントしている。

【画像】橋本環奈、二十歳の振袖姿

 学級崩壊に苦しむ担任教師によって、自殺催眠をかけられた36人の生徒たち。歩く、食べる、笑う、泣くといった、何気ない100の行為が催眠発動のシグナルとなっており、暗示を解く方法はクラスメイトの死のみ。本作では、催眠を解くのか、自分以外のクラスメイトを殺して生き残るのか、人間の本性を暴く狂気のゲームが描かれる。

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 橋本が演じるのは、持ち前の行動力と芯の強さで事件解決に奔走する主人公・樫村怜奈(かしむら れな)。『セーラー服と機関銃 -卒業-』(2016)以来、2作目の単独主演映画にして、主演作初の「R15+」指定作品への挑戦となった橋本は「20歳になって初めて撮影をした作品である今作の撮影は大変な面も多くありましたが、35人の生徒役のキャストの皆さんとスタッフに助けられながらつくりあげていき、思い入れのある作品になりました」と振り返っている。

 宮月は、原作コミック(作画:近藤しぐれ)に「理不尽」と「正義」の思いを込めたといい、「映画でもこの二つのテーマがしっかりと描かれています」と太鼓判。さらに、「生きていれば『理不尽だなぁ』と思うことは沢山ありますが、突然100の自殺催眠が埋め込まれる程の理不尽はそうありません。そんな究極の理不尽に立ち向かう橋本環奈さんの凛とした存在感が、この映画を本当に素晴らしいものにして下さっています」と橋本を称賛する。

 また、作画の近藤も橋本の出演に「橋本環奈さんがTVに出演され始めた頃は容姿の可愛さとハスキーヴォイスが相まった魅力的な少女という印象でした。しかし最近のドラマで二面性のある不良少女役を演じられていたのを拝見し更にファンになりました。そんな橋本さんに樫村を演じていただけた事とても光栄です」と喜びのコメントを寄せた。

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 監督は『さまよう小指』で「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」グランプリに輝いた竹葉リサ。初めて劇場で観た映画が、本作と同じ東映が配給した深作欣二監督作『バトル・ロワイアル』(2000)だったといい、「私の映画体験において欠かせない一本を製作された東映さんとご一緒できたのは感無量の一言です」と感謝。「『生き延びてやる!』という思いを持った36人の生徒、一人ひとりと向き合いながらつくりあげた作品です。そして、極限状態の中いつだって強く可憐な橋本環奈さん。瑞々しい役者さんたちの生命力が漲る作品に仕上がったと思います」と自信をのぞかせる。

 また脚本は『ザ・ファブル』『ジョーカー・ゲーム』などを手掛けた渡辺雄介。「撮影現場にも連日同行する中で、橋本座長のスマートすぎる知性に感服しました。可憐さの裏にある正義感と責任感は、主人公・樫村怜奈そのものです」と語っている。(編集部・入倉功一)

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