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凪のお暇:号泣&こじらせの高橋一生に「ガンバレ!」続々

第4話より。凪の留守中、なぜか恋敵であるゴンの部屋で暇をつぶすことになった慎二
第4話より。凪の留守中、なぜか恋敵であるゴンの部屋で暇をつぶすことになった慎二 - (C)TBS

 TBS系金曜ドラマ「凪のお暇」(毎週金曜夜10時~)で主人公・大島凪(おおしま・なぎ/黒木華)の元カレ・我聞慎二(がもん・しんじ)を演じる高橋一生の熱演が注目を浴びている。(※一部ネタバレあり。第4話までのストーリーに触れています)

【写真】慎二の後輩役、唐田えりかにも注目!5話場面写真

 月刊誌 「Elegance イブ」(秋田書店) で連載中のコナリミサトの同名漫画に基づき、空気を読み波風を立てないように生きてきた28歳の凪が、過呼吸で倒れたのを機に会社を辞め、全ての人間関係を絶ち、人生をリセットするさまを描く本作。高橋が演じるのは凪の元勤務先の営業マン。鮮やかなコミュニケーション術を誇り、営業成績は常にトップの世渡り上手。日ごろからストレス過多だった凪に、結果的にとどめを刺してしまうこととなり、凪が彼のもとを去って以来、彼の「爽やかスマイル」は、ほころびをみせていく。

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 周囲に強がってはいるが、凪との別れは慎二にとって相当な打撃だったようで未練タラタラ。何かと理由をつけては引っ越した凪を度々訪れ、思っていることとは裏腹な言動で凪の逆鱗に触れ、撃沈。スナック「バブル」に逃げ込んで泥酔し、ママ(武田真治)や杏(中田クルミ)にくだをまく。また、表向きは「理想の家族」に見える彼の家族事情も実は複雑なようで、何やら深い闇を抱えているようだ。

凪のお暇
第4話より。ゴンの恐るべき人たらしぶりを目の当たりにした慎二は、ゴンにくびったけな凪への不安を募らせていく

 本当は凪を深く愛しているにもかかわらず「誤解」の連鎖で溝は深まるばかり。絵にかいたような“こじらせ男子”だが、そんな彼の動向に視聴者も目が離せないようで「可愛い」「同情してしまう」「ガンバレ」といったエールが多数寄せられている。

 9日に放送された第4話では降りしきる雨の中、凪を忘れられない慎二の想いが爆発し、その号泣演技が反響を呼んだ。“メンヘラ製造機”(byエリィ/水谷果穂)だという人たらしなアパートの隣人ゴン(中村倫也)に夢中になり、明らかに壊れつつある凪だが、慎二は再び彼女の心を取り戻せるのか。

 今夜(16日)放送の第5話では、慎二がまたしても凪を過呼吸に追い込みそうになり、凪はみすず (吉田羊) とうらら (白鳥玉季) 母子、 緑 (三田佳子) らアパートの住人と交流を深めていく。(編集部・石井百合子)

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