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吉岡里帆、高杉真宙を高校生だと勘違い

吉岡里帆(左)に高校生だと思われていた高杉真宙(右)
吉岡里帆(左)に高校生だと思われていた高杉真宙(右)

 吉岡里帆が5日、秋葉原UDXで行われた映画『見えない目撃者』ティーン女子限定試写会に来場し、本作で共演した現在23歳の高杉真宙を高校生だと思っていたことを告白した。

吉岡里帆、最高の笑顔で魅了!【写真】

 本作は、交通事故によって視力を失った元警察官の浜中なつめ(吉岡)が、事故現場にいた国崎春馬(高杉)とともに誘拐事件の解決に挑む姿を描いた物語。この日はティーン女子限定で試写会が行われたこともあり、興奮冷めやらぬ雰囲気のなか登壇した吉岡は「若い熱気というか、エネルギーを感じられて嬉しいです」と笑顔を見せた。

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 視力を失った女性を演じることになった吉岡の芝居に「圧倒されました」と舌を巻く高杉。「芝居は目で感情を伝えることが多いので、それが制限されるのはどんなことなのだろうと思っていたのですが、目のお芝居がなくてもこんなにストレートに伝わるものがあるのかと思いました」と称賛。さらに高杉は、吉岡の尊敬するところについて「めちゃくちゃストイックなところ。僕がお会いした方で一番ストイックだと思う。この役は本当に大変なのですが、そんななかでもいろんな人に気をつかう方で、だからこそ座長の吉岡さんについていこうと思いました」と思いを明かす。

 一方の吉岡は、高杉の尊敬できるところを「空気感」だという。吉岡は「実は私、高杉さんが高校生だとずっと思っていたんです。衣装も制服を着ていたので、学校帰りに撮影なんて大変だな、と思っていて。ほかの現場でも、最近の10代の方は本当にすごいなと思っていたので、てっきり……」と笑う。続けて「だから年齢を聞いて、役者として(高校生の雰囲気を)醸し出せる力は本当にすごいと思います」と語った。

 事前に観客から寄せられた質問にも返答した2人。さまざまな質問が飛び出すなか、一番多かったのは「10代の頃にやっておいたほうがよいことは?」という質問だったそう。高杉は「恥ずかしがらずに王道のことをやっておくのがよい」とアドバイスすると、吉岡は「海外旅行」とアドバイス。実は吉岡は、シンガポールやマレーシアに行くはずだった修学旅行の前日にパスポートをなくし、行けなくなった経験があるという。いまだに笑い話として友人からいじられることも多いというが、吉岡は「思い出って、そのときにしか作れないもの」とアドバイスを送っていた。(取材・文:壬生智裕)

映画『見えない目撃者』は9月20日に公開

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