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50代ハル・ベリー、年齢なんて関係ない『ジョン・ウィック』で証明

犬と殺すドッグ・フーも見どころ! 殺し屋ソフィアを演じるハル・ベリー
犬と殺すドッグ・フーも見どころ! 殺し屋ソフィアを演じるハル・ベリー - (R), TM & (C) 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

 キアヌ・リーヴス主演のアクションシリーズ最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』。伝説の殺し屋ジョン・ウィックを演じるキアヌはもちろん、犬との連携プレイで標的を仕留めていく女殺し屋ソフィアを演じたアカデミー賞女優ハル・ベリーの奮闘も見どころだ。そんな彼女の勇姿を捉えたビジュアルが公開された。

【画像】ハル・ベリー演じる殺し屋ソフィア

 シリーズ第3弾となる本作では、殺し屋の聖域「コンチネンタルホテル」の掟を破り、裏社会の頂点に立つ組織・主席連合から、1,400万ドル(約15億円・1ドル110円計算)の賞金をかけられたジョンの戦いがノンストップで展開。ソフィアはジョンと過去に因縁を持つ女性で、決して仲間ではないが、その縁から奇妙な共闘関係を築くことになる。

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 常に2匹のシェパードと行動するソフィアは、ジョンと同じく愛犬家だが、犬たちと一緒に敵を抹殺する“ドッグ・フー”の使い手でもある。銃器の扱いにも長けており、襲い来る敵を犬たちと共に次々と制圧していくバトルは、息つく暇もないほどアクションが連続する本作のなかでも、ベストバウトのひとつと言えるだろう。

 『ジョン・ウィック』シリーズの大ファンだったというハルは、チャド・スタエルスキ監督がジョンと肩を並べる女殺し屋を探していると聞き及ぶや直談判。「チャドに初めて会った時、まだ私のキャラクターは書き終わってなかったけど、それでもやらせてくれと頼んだわ」と明かす。

 とはいえ、アクション映画への出演経験はあるものの、これほど本格的なアクションに挑むのは初めて。スタエルスキ監督もそこを危惧しており「何か月もの過酷なトレーニングが必要だと彼女に伝えたけど、『分かってる。それでもやりたい』と言われたんだ。彼女は一瞬もためらわなかったよ」と振り返っている。

 スタント出身のスタエルスキ監督の言葉に偽りはなく、ハルの特訓は、肉体作りはもちろん、本格的なシューティングを習う銃器トレーニングから犬のトレーナーとしての特訓など多岐にわたったという。「私のキャリアでこんなに過酷なトレーニングをしたことはないわね。怪我もしたけど、やり続けた。やめるという選択肢はないから。今ではすっかりハマっちゃって、もっとやり続けたい気分よ」

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 それほど過酷なトレーニングを耐え抜くことができたのは、シリーズの大ファンということだけが理由ではなかったようだ。ハルは「私の年齢(現53歳)の女性でもここまでできると何としても証明したかったの。歳なんて関係ない」と力強く語っている。その言葉の通り、彼女のしなやかな肉体が躍動するアクションと本格的な銃さばき、そして犬と連携した迫力のバトルは必見の出来栄えだ。(編集部・入倉功一)

映画『ジョン・ウィック:パラベラム』は10月4日より全国公開

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