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虐待被害者が痣だらけの少女と出会う…実在事件を基にした衝撃作が日本公開

邦題は『虐待の証明』に決定
邦題は『虐待の証明』に決定 - (C) 2018 BAE PICTURES & CJ ENM. ALL RIGHTS RESERVED

 実在の事件を基に児童虐待を真正面から描いた映画『虐待の証明』が、11月15日よりシネマート新宿・シネマート心斎橋で開催される名作映画発掘フェスティバル「のむコレ3」で公開される。

ハン・ジミンが清純派イメージから大変身!『虐待の証明』フォトギャラリー

 本作は、幼い頃に母親から虐待されて捨てられたペク・サンアを中心に、憎悪と悲哀の連鎖を描く衝撃作。レイプ事件に巻き込まれた際、犯人の父親が有力者だったことから逆に刑に服す形となったサンアは、出所後も荒んだ生活を送っていた。そんなある日の夜、サンアは体が痣だらけの少女ジウンと出会う。少女と過去の自分と重ね合わせたサンアは、ジウンに手を差し伸べようとするが……。

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 韓国公開時、600館強のスクリーン数ながら初登場3位を記録し、その後も口コミが広まりスマッシュヒットとなった本作。2018年の東京国際映画祭では『ミス・ペク』というタイトルで上映され、好評を得た。

 主演は「イ・サン」『密偵』などで知られるハン・ジミン。自ら本作への出演を希望し、清純派のイメージを脱ぎ捨ててタバコを吸い悪態をつく、心に傷を負った主人公役に挑戦。第38回韓国映画評論家協会賞で主演女優賞に輝いた。監督は、イ・ビョンホン主演の『バンジージャンプする』で助監督などを務めたイ・ジウォン。本作が念願の監督デビュー作となった。(編集部・吉田唯)

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