オジー・オズボーンが欧州ツアー再延期「死にかけてはいない」

[ロサンゼルス 9日 ロイター] - 英ロックミュージシャンのオジー・オズボーン(70)は9日、欧州ソロツアーを延期すると発表した。延期は2度目。ただ1年間にわたり健康がすぐれない状態が続いているものの、「死にかけてはいない」し引退もしないと表明した。
オズボーンはソーシャルメディアに掲載した動画で「死にかけていない。回復している。皆が予想していたよりも少し長い時間がかかっているだけ」とコメントした。
「欧州ツアーを延期する。準備ができていないから」とした上で、「まだやらなければならないコンサートがあるから、引退はしない。米国ツアーに戻る時は100%準備が整った状態でいたい。皆を驚かせるために」と語った。
オズボーンは1年近くの間、入退院を繰り返している。転倒したことにより脊椎や首の手術を必要とし、肺炎のほか手に感染症も患った。
オズボーンはバンド「ブラック・サバス」の元ボーカル。「ノー・モア・ツアーズ2」は既に1度延期されており、欧州公演は2020年1月に開始する予定だった。プロモーターのライブ・ネイションは、北米公演は予定通り2020年5月に始まると発表した。