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福山雅治、満を持しての恋愛映画!女性ファン待望の名シーン満載

『マチネの終わりに』より。ジャーナリスト・洋子(石田ゆり子)と天才ギタリスト・蒔野(福山雅治)
『マチネの終わりに』より。ジャーナリスト・洋子(石田ゆり子)と天才ギタリスト・蒔野(福山雅治) - (C) 2019 フジテレビジョン アミューズ 東宝 コルク

 シンガーソングライター、俳優の福山雅治の満を持しての恋愛映画『マチネの終わりに』が間もなく公開される。類まれな美貌を備えながら、意外にも映画ではラブストーリーにカテゴライズされる主演作がなく、とりわけ女性ファンにとっては久々に福山の「恋する表情」に酔いしれることができる尊い作品だ。

【動画】福山雅治&石田ゆり子のラブシーンも『マチネの終わりに』予告

 芥川賞作家・平野啓一郎のベストセラー同名小説を、ドラマ・映画『昼顔』をヒットさせた西谷弘監督、脚本家・井上由美子のコンビにより映画化する本作。近年は『そして父になる』『三度目の殺人』などの是枝裕和監督作品で高い評価を受け、今年4月クールのTBS日曜劇場「集団左遷!!」では崖っぷちのサラリーマンを熱演して話題になった福山だが、本作で演じるのは恋に身を焦がす天才ギタリスト。1990年代に月9などトレンディドラマで活躍しているが、ここまで王道なラブストーリーに出演するのは久々だ。

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マチネの終わりに

 相手役は同い年で、映画では初共演となる石田ゆり子。映画は、スランプに陥るクラシックギタリスト・蒔野(福山)と、婚約者のいる聡明なジャーナリスト・洋子(石田)、40代の男女の6年の軌跡を追う物語で、「こんな福山が見たかった!」と思わせる甘美で切ない名シーンがふんだんに盛り込まれている。

 蒔野と洋子は「6年の間に会ったのは3度だけ」という設定も相まって、2人が言葉、愛を交わすシーンがかけがえのない「瞬間」として残る。とりわけ、予告編にも挿入されたパリのシーンでは、蒔野が意を決したように「地球のどこかで、洋子さんが死んだって聞いたら、俺も死ぬよ」と洋子に告白をする場面がある。そんな日常生活ではありえないようなロマンチックな言葉も、福山から発せられるとごく自然に感じられ、何もかも捨てて身を捧げたくなるような“運命の男”として輝きを放っている。

マチネの終わりに

 一人の女性への思いに戸惑い、もがき苦しむ天才にふんした福山の憂いを帯びた表情は、多くの女性の心をとりこにするはずだ。(編集部・石井百合子)

映画『マチネの終わりに』は11月1日より全国公開

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