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成田凌、主演映画の撮影前にあばら負傷していた

初の学園祭イベント!
初の学園祭イベント!

 俳優の成田凌が2日、東京・青山学院大学で行われた学園祭での映画『カツベン!』(12月13日公開)トークイベントに登壇。人生初の学園祭に参加した成田に、学生たちは大興奮。成田もトークで直接交流するなど、わずかな時間を楽しんでいた。

成田凌、初めての学祭イベント【画像11枚】

 学生や一般客約560名が集まった会場に黄色い歓声が響く中、登場した成田は「おはようございます」とにこやかにあいさつ。青学の印象を尋ねられると「専門学校に通っていたからキャンパスライフを知りたいと思って、一回学食を食いに来たことあります」と告白し、「またふいに来るかもしれません」と期待も持たせた。

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 そんな成田の学生時代は「サッカーのことしか考えていなかった」そうで、「さっきミスコンの案内してたけど、そういうのにかすったことがない。華やかな人生を生きたことがない」と話す。勉強が嫌で専門学校を選ぶも「座学が多くて追試を受けまくってました」と嘆く場面も。しかし、そこで頑張ったことにより美容師免許を取得。美容師役の経験もあり、「またやりたい。木村拓哉さんの(主演ドラマ)『ビューティフルライフ』みたいに主役で美容師役をやりたいです」と声を弾ませた。

 この日は、学生が活動弁士に挑戦するコーナーやプレゼントコーナーもあり、成田からその場で私物にサインをしてもらえるラッキーな人も。間近でプレゼントを受け取った学生は「足全部が震えてます」「美を結晶した感じで美しい」と震える声で感想を話していた。さらに、成田が活動弁士としての一節を披露する場面もあり、「学園祭に初めて来て、1時間持つかなと思ったけど足りないね。温かく迎えてくださってありがとうございました」と感謝していた。

 『それでもボクはやってない』などの周防正行監督が手がけた本作は、映画が「活動写真」と呼ばれていた約100年前を舞台に、独自のしゃべりで観客を沸かせた「活動弁士」を目指す青年(成田)と彼を取り巻く人々による青春活劇。

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 映画初主演の成田は、日本を代表する映画監督・周防とのタッグに「ただただうれしかったです。宝物のような作品。一生忘れないです」と大感激。ところが、撮影中は苦労があったようで、「クランクイン前、サッカーをやっている時にあばらをやってしまって」と衝撃発言。「カツベンはめちゃくちゃ大きい声を出さなければいけないから、あばらやるとキツイ。めちゃくちゃロキソニン(鎮痛剤)飲んでやってましたよ」と知られざるエピソードで会場を驚かせていた。(取材:錦怜那)

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