テレビ視聴トレンドに変化 Netflixなどの配信台頭で

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米テレビ配信サービスを利用する視聴者の大半はコンテンツを一度に平均4時間視聴するなど、テレビ視聴トレンドが変化している。写真はNetflixのロゴ、2014年撮影
米テレビ配信サービスを利用する視聴者の大半はコンテンツを一度に平均4時間視聴するなど、テレビ視聴トレンドが変化している。写真はNetflixのロゴ、2014年撮影 - (2019年 ロイター/Mike Blake)

[23日 ロイター] - それほど遠くない過去には、テレビ番組は1時間や1時間半といった1回ごとの放送時間が決まっていて次の回を見るのに視聴者は1週間待たなければならかなった。

Disney+作品「マンダロリアン」【画像】

 しかし現在では、会計事務所デロイトによると、メディアや情報技術(IT)企業がこれを覆し、米テレビ配信サービスを利用する視聴者の大半はコンテンツを一度に平均4時間視聴するという。

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 こうした変化を把握するには、Netflixの状況をみればいい。

 この10年の初めには、シリーズ物の番組を一気に見るには、VHSビデオやDVDボックスセットが必要だった。

 人気バラエティー番組「サタデー・ナイト・ライブ」を日曜日に見るのが普通になり、視聴者は放送スケジュールを意識しなくなり始めた。

 2010年11月には、2008年に広告付き動画配信サービスとして始動したHulu(フールー)が、特定の番組の全シーズンを含むサブスクリプションサービスを開始。

 テレビ放送の視聴者離れがみられ始めたのと同時期にNetflixはオリジナルのコンテンツに投資し始めた。

 同社は2011年に初のオリジナル作品となる政治スリラー「ハウス・オブ・カード 野望の階段」に関する契約を締結し、2013年2月1日に最初のシーズンの全13話を公開。同年7月には「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」の最初のシーズン作品すべてを配信した。

 視聴者は夢中になり、こうした文化的変化は加速。シリーズ物の番組を一気に見ることを意味する「ビンジ・ウォッチ」という言葉は、オックスフォード辞典の「今年の言葉」で2013年に「セルフィー(自撮り写真)」に次ぐ2位だった。

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 Netflixのテッド・サランドス最高コンテンツ責任者(CCO)は「われわれのデータによると、視聴者の大半は番組の全シーズンを自分のペースで視聴することを望んでいる」と当時語っている。

 しかし、このトレンドは再び逆行し始める可能性がある。

 AT&Tが近く開始するHBOマックス動画配信サービスは、オリジナル番組の配信を週1話ずつにする見通し。ウォルト・ディズニーのDisney+も、スター・ウォーズ関連作品の「マンダロリアン」など新シリーズ作品を週1話ずつ配信している。

 メディア企業は昔のように、配信スケジュールを長くすることで視聴者の間で話題となり、共通の体験がより多くもたらされることを期待している。

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