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この少女、何かがおかしい…ホラー『エスター』の前日譚が映画に!

ヒェッ… - 映画『エスター』より
ヒェッ… - 映画『エスター』より - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 ある夫婦が養子に迎え入れた孤児院の少女が、思いもよらぬ恐怖をもたらしていくさまを描いた2009年のホラー映画『エスター』(原題:Orphan)の前日譚が、映画になることが明らかになった。『ザ・ボーイ ~人形少年の館~』のウィリアム・ブレント・ベル監督がメガホンを取る。The Hollywood Reporter などが報じた。(以降、『エスター』のネタバレを含みます)

この少女、何かがおかしい…『エスター』フォトギャラリー

 前日譚のタイトルは『エスター(原題) / Esther』で、『パラサイト 禁断の島』のデヴィッド・コッゲシャルが脚本を執筆。夫婦の養子になるため、エスターという名の9歳の子供を装っていた33歳の精神病質者、リーナ・クラマーの過去が描かれる。リーナはロシアの精神病施設から脱走し、裕福な家族の行方不明になった娘“エスター”に成りすますことでアメリカに渡るが、彼女の企みは、どんな代償を払ってでも家族を守ろうとする母親に阻まれることになる……というストーリーだ。

 ジャウマ・コレット=セラが監督したオリジナル版の『エスター』では、本当は33歳の女を演じた子役のイザベル・ファーマンの演技力も話題に。製作費は2,000万ドル(約22億円)で、世界興行収入7,800万ドル(約86億円)を稼ぎ出していた。前日譚の撮影は今年後半から始まる予定だ。(編集部・市川遥)

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