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『新聞記者』全国190館でアンコール上映!日本アカデミー賞受賞でオファー急増

アンコール上映が続々と決定している『新聞記者』
アンコール上映が続々と決定している『新聞記者』 - (C) 2019『新聞記者』フィルムパートナーズ

 松坂桃李シム・ウンギョンが主演した映画『新聞記者』が、先日発表された第43回日本アカデミー賞で最優秀賞作品賞等を受賞したことを受け、全国およそ190館でのアンコール上映が決定している。

映画『新聞記者』予告編

 同作は、東京新聞記者・望月衣塑子の著書が原案の社会派サスペンス。国家の闇を追う新聞記者・吉岡(シム・ウンギョン)と、政権に不都合なニュースを操作する任務に苦悩する内閣情報調査室の若手官僚・杉原(松坂桃李)が、それぞれの正義を貫こうとする姿を描いた作品で、昨年6月に公開されると、現在の日本の政権とメディアの実態に深く切り込んだ内容で話題を呼んだ。

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 日本アカデミー賞では、最優秀賞に輝いた作品賞、主演男優賞、主演女優賞をはじめ6部門で受賞。この結果を受けてアンコール上映のオファーが急増したといい、すでに上映がスタートしている劇場を含め、上映館数が合計で約190館(3月11日時点)となった。各劇場の上映日時は、映画のオフィシャルサイトに掲載される。

 本作を製作・配給したスターサンズの代表で、製作・企画・エグゼクティブプロデューサー・原案を担当した河村光庸は「このようなインディペンデント映画を日本アカデミー賞の最優秀賞まで引き上げてもらった多くの映画人の方々に深く感謝いたします」とコメント。同社ではそのほか『宮本から君へ』『i-新聞記者ドキュメント-』も国内映画賞を多数受賞しており、現在も好調な興行を続けているという。(編集部・入倉功一)

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