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有村架純、なぜ『るろうに剣心』新ヒロインに抜てき?

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有村架純(写真は2018年撮影)
有村架純(写真は2018年撮影)

 有村架純がこの夏に2部作で公開される実写映画『るろうに剣心』シリーズの最終章で、主人公・緋村剣心の妻だった女性・雪代巴(ゆきしろ・ともえ)を演じることが発表された。

【写真】有村架純ふんする雪代巴

 最終章は先日、新田真剣佑が演じることが発表されたシリーズ最恐の敵・雪代縁(えにし)との戦いを描く『るろうに剣心 最終章 The Final』(7月3日公開)と、剣心の頬に刻まれた十字傷の謎に迫る『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(8月7日公開)の2作。原作の最終章にあたる「人誅(じんちゅう)編」と、OVA(オリジナルビデオアニメーション)化され、高く評価された人誅編の一部である「追憶編」を実写化する。

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 有村が演じる巴は幕末、剣心が血も涙もない“人斬り抜刀斎”と呼ばれた時代に、唯一心を許したにもかかわらず、その手で斬殺することになった相手で、ファンの間でも人気の高いキャラクター。今回、剣心の過去が描かれる「追憶編」を実写化するにあたり、最も重要な人物で、物語のヒロインとなる存在だ。

 小岩井宏悦プロデューサーは「雪代巴のキャスティング、いよいよその時が来たかと言うのが正直な感想でした。『追憶編』と呼ばれる巴のエピソードを実写化することは、『るろうに剣心』 の第1作目からずっと熱く語られ、それでいてどこか現実離れしている話でしたから」と振り返る。

 そんな中で白羽の矢が立ったのが、『るろ剣』シリーズの大友啓史監督がメガホンを取った映画『3月のライオン 前編』『3月のライオン 後編』(2017)にも出演した有村。同作で有村は、事故で家族を亡くした主人公・桐山零(神木隆之介)が引き取られる将棋一家の長女で、零の才能に嫉妬し、つらく当たる悪女キャラを演じ、これまでのイメージとは違う魅力を見せていた。

 「雪代巴、クールな表情の下に沸き立つような愛憎を秘めた完全無欠のヒロイン。みんなの思い入れが強過ぎるこの役は、全員一致で『有村架純』さんに託されました。華があるのに儚げな彼女の存在感そのものにみんなが『雪代巴』を見たのです。作品を観てもらえば、間違いなくその『ヒロイン力』にみなさん圧倒されると思います」と自信をのぞかせる小岩井プロデューサー。

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 大友監督も「『人斬り抜刀斎』として幕末の京都をうごめいていた時代。剣心の孤独に光を灯したのが、雪代巴でした。運命に導かれ、心の奥底に秘めた複雑な感情に突き動かされていくこのヒロインは、演じるのに決して簡単な役ではありません。思い浮かんだのが、『3月のライオン』でご一緒した有村架純さんでした」と述懐。

 「彼女なら、真っ白い心で、この役を、孤独な二つの魂の、燃えるような邂逅(かいこう)の物語を一緒に走ってくれるのではないか。悲劇的な憂いの中に、強い意志と限りない優しさを帯びて。これだけドラマチックなヒロインにはめったにお目にかかれません。魂を込めて演じ切った有村架純さんの『巴』像を、一刻も早く皆さんにお披露目したい気持ちでいっぱいです」と厚い信頼を寄せた。(編集部・中山雄一朗)

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