レディー・ガガら参加のコロナ対策支援コンサート、米国で約2,100万人視聴

[ロサンゼルス 20日 ロイター] - 調査会社ニールセンが20日公表したデータによると、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で活動する医療従事者を支援するため、米歌手レディー・ガガさんをはじめ各国の著名アーティストが集結し、行われたコンサート「ワン・ワールド:トゥギャザー・アット・ホーム」のテレビ視聴者数が米国で2,100万人近くに上った。
この2時間のバーチャルコンサートは18日に行われ、ガガさんのほか、米歌手テイラー・スウィフトさん、ビヨンセさん、英ロックバンドのザ・ローリング・ストーンズ、米司会者オプラ・ウィンフリーさんら数々の有名人が自宅から参加。米国内26のテレビ局で放送された。
ニールセンによると、米国内の視聴者数は推定2,070万人だった。他国や配信プラットフォーム上での視聴者数は明らかでない。
世界保健機関(WHO)と非営利団体のグローバル・シチズンが主催した同コンサートは、WHOのCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)対策基金向けに企業や慈善家から約1億2,700万ドル(約136億4,400万円)の寄付金を集めた。