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ビル・マーレイ×ソフィア・コッポラの新作、内容が明らかに!

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『オン・ザ・ロックス(原題)』ニューヨークでのロケ風景より(2019年6月撮影)
『オン・ザ・ロックス(原題)』ニューヨークでのロケ風景より(2019年6月撮影) - James Devaney / GC Images / Getty Images

 映画『ロスト・イン・トランスレーション』のビル・マーレイソフィア・コッポラ監督が17年ぶりに劇場映画でタッグを組んだ新作『オン・ザ・ロックス(原題) / On the Rocks』の内容を、コッポラ監督が明かしたとIndiewireなどが報じている。

東京が舞台!『ロスト・イン・トランスレーション』【写真】

 コッポラ監督はアネット・インスドーフとのオンライン・ディスカッションで「ビル・マーレイとラシダ・ジョーンズの映画で、彼らは父親と娘を演じているの。娘はマーロン・ウェイアンズ(のキャラクター)と結婚していて、その彼は成功したビジネスマンで、出張が多く、美しいアシスタントも抱えているわ」と作品について語り、「(ラシダのキャラクターは夫に)疑いを持っているの。そして父親は、ある意味洗練されたプレイボーイで、自分の視点から男性を見ているため、それが娘をより疑い深くさせるの。これは、別の世代の紳士と若い女性の2世代の衝突のようなものなの」と回答。父親と娘が夫をスパイするためにちょっとした冒険に出るというストーリーになる模様だ。

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 本作は、アップル社とA24がタッグを組んで手掛ける作品。新型コロナウイルスの影響で、A24が先に劇場公開するのか、アップル社の Apple TV+ で配信するのか現状不明だが、コッポラ監督自身も配信や劇場公開を毎作模索中のようだ。「以前は少なくとも映画は90分なければいけなかったけれど、今は興味深いことになっている。そして、わたしがストリーミングに感謝していることは、(90分)より短い、あるいは長いアイデアを持つことができるということよ」と話し、オープンにさまざまなことに挑戦できるストリーミングに惹かれているものの、伝統的な劇場公開とは異なったものであると認識していることも語った。

 ちなみに、マーレイとコッポラ監督は、Netflix配信の『ビル・マーレイ・クリスマス』でもタッグを組んでいるが、劇場公開はしていない。新作の仕上がりが楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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