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『マトリックス』第4弾に『ジョン・ウィック』監督デュオが参加

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デヴィッド・リーチ監督、チャド・スタエルスキ監督
デヴィッド・リーチ監督、チャド・スタエルスキ監督 - Kevin Winter / Getty Images

 映画『ジョン・ウィック』でタッグを組んだチャド・スタエルスキ監督とデヴィッド・リーチ監督が、映画『マトリックス』第4弾に参加することを、Colliderとのインタビューで明かした。

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 スタエルスキ監督は、『マトリックス』3部作でキアヌ・リーヴスのスタントダブルをやり、後にスタント・コーディネーターも務めた。一方、リーチ監督は『マトリックス リローデッド』『マトリックス レボリューションズ』でスタントを務めた経験がある。

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 今回のインタビューで、スタエルスキ監督は「彼ら(製作陣)は本当にクールなんだ。彼らから、俳優陣のいくつかの身体的なトレーニングと振り付けを手伝うように頼まれたんだ。僕自身は、続編を少し手伝うことになっているが、デイヴ(リーチ監督)もシークエンスを手伝うことになっている。ラナ(ラナ・ウォシャウスキー監督)は、擬似家族に再会したいという多くの愛を抱えて戻ってきたので、とても楽しかった。僕は多くのクルーと再会できてよかった。僕らは、(新型コロナウイルスの)パンデミックが始まる前にサンフランシスコでシークエンスを撮り終えたばかりだった」とコメント。

 さらにスタエルスキ監督は、最初の『マトリックス』3部作では、第2班の監督がいて、その第2班も多くのアクションシークエンスをとっていたそうだが、今度の新作では、ラナ・ウォシャウスキー監督自身がアクションシークエンスを全て監督し、第2班がエスタブリッシング・ショット(映画において、シーンの最初に登場人物の配置やロケーションなどの一般的情報を観客に説明するためのショット)やストーリー構成上のロケーション撮影などをしていたことも明かしている。

 ワーナー・ブラザースが手掛けてきた『マトリックス』3部作は、自分の生きる世界が機械の見せる仮想現実だと知った天才ハッカー・ネオ(リーヴス)が、人類の救世主として戦いに身を投じるさまを革新的な映像表現で描いたSFアクション。第3弾『マトリックス レボリューションズ』が公開されてから、実に17年が経過している。そして第4弾には、主人公ネオを演じたリーヴス、ヒロインのトリニティを演じたキャリー=アン・モス、ナイオビを演じたジェイダ・ピンケット=スミスらが再出演し、新たに映画『アクアマン』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、テレビシリーズ「レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと」のニール・パトリック・ハリスなども出演する。

 今のところ全米公開日は、2021年5月21日を予定している。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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