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永瀬廉&伊藤健太郎『弱虫ペダル』にクランクアップに感無量!

左が伊藤健太郎、右が永瀬廉
左が伊藤健太郎、右が永瀬廉 - (C) 2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C) 渡辺航(秋田書店)2008

 永瀬廉King & Prince)が主演を務め、伊藤健太郎が共演する映画『弱虫ペダル』(8月14日公開)が、クランクアップを迎え、それぞれが思いを語った。

永瀬廉、黒髪オン眉で小野田坂道に【写真】

 原作は、2008年に週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて連載開始され、累計発行部数2,500万部突破の大人気スポーツ青春漫画。アニメ、アニメ映画、舞台、小説、ドラマなどさまざまなコンテンツでメディアミックスされてきたが、本作が初の実写映画化となる。運動が苦手で友達がいない、アニメ好きの高校生・小野田坂道(永瀬)が、自転車競技部に入部し、仲間たちのために自分の限界や壁を越え、レースに勝利するために努力していくさまを描く。

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 本作は、2月初旬にクランクイン後、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による緊急事態宣言を受け、撮影を中断していた。宣言解除後の6月某日に、細心の注意を払いながら、撮影が再開となり、クランクアップを迎えた。

 クランクアップの日は、天気を味方につけ快晴。クランクインのときと同様に、再び前髪を眉上までカットし、大きな丸眼鏡をかけた坂道にふんした永瀬と、今泉俊輔演じる伊藤が、ロードレース対決の重要なシーンの撮影を行った。2人は、炎天下のなか、原作にも出てくる激坂を、限界ギリギリまで必死で登りきった。

 永瀬は、「今日の激坂はとにかくキツかった! でも、みんなでずっと練習から頑張って、苦しいときもありましたが、それすらいまはいい思い出です!」と振り返り、伊藤は「俺も今日が1番キツかった! 寒い時期から暑い時期までかかりましたが、無事に怪我なくクランクアップできてよかったです」とコメントを寄せている。また、2人とも「当たり前のできごとが経験できなくなったいまだからこそ、ぜひ劇場で僕らの頑張りを見て、青春を体験してほしいです」と作品をアピールしていた。

 本作は、自転車競技部が舞台ということで、スタッフはさまざまな準備や撮影の検証を重ねたという。キャストたちもハードな自転車練習を繰り返して本番に挑み、自転車での走行シーンはCGや合成ではなく、実際にキャストたちが走った。永瀬以外のチーム総北のメンバー(伊藤、坂東龍汰竜星涼柳俊太郎菅原健ら)も、かなりの自転車の練習を重ね、体力作りに加えて、何度も何度もフォームを確認。本物の部活動さながら、息が切れるまで走りこみ、終わった後は芝生に倒れ込むことも。坂道が坂を上るシーンの撮影では、自転車監修を担当した選手経験者でも「登るのがキツイ」と言っていた坂をスピード落とさず登り切るほどになったそうだ。(編集部・梅山富美子)

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