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NiziUの先輩!JYP歌手が出演した映画5選

J.Y. Park(パク・ジニョン)
J.Y. Park(パク・ジニョン) - Han Myung-Gu / Getty Images

 オーディションプロジェクト・虹プロこと「Nizi Project」から誕生した、9人組グローバル・ガールズグループNiziU。先月末、日韓同時リリースされたプレデビュー・デジタルミニアルバムが、国内音楽配信サイトにて64冠、ミュージックビデオは5,100万回再生(7月17日時点)を突破するなど、11月予定のメジャーデビューを前に、中毒者が続出している彼女たちを発掘したのが芸能プロダクション、JYPエンターテインメントである。

【動画】2PMニックン『桜蘭高校ホスト部』で篠田麻里子と兄妹役!

 その創業者であり、今や虹プロの名物キャラとなった音楽プロデューサで、SMAPウィル・スミスに楽曲提供もしたことがあるJ.Y. Parkパク・ジニョン)。過去には同事務所に、映画『ニンジャ・アサシン』でハリウッド映画主演を果たしたRain)やWonder Girlsといった、K-POPの先駆け的存在となるアーティストが所属。現在は「NHK紅白歌合戦」3年連続出場のTWICEなどが音楽シーンを席捲している。そんなJYPエンターテインメント所属アーティストが出演した映画を、“野獣アイドル”2PMメンバー出演作を中心に紹介する。(文・くれい響)

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J.Y.PARK『ミリオネア・オン・ザ・ラン』(2013)

 J.Y. Parkが自ら主演するという、まさかのアクション・コメディー。彼が演じたのは、大企業の重役でロビイストのヨンイン。上司に裏切られた彼は500万ドルを巡り、ヤクザに追われるうちに、別の組織から逃げる少女に遭遇。当時JYPエンターテインメント所属だった『サニー 永遠の仲間たち』のミン・ヒョリンとバイクでニケツし、恋愛未満の逃亡劇を繰り広げる。高級スーツも髪型も乱れ、ウォッカをかけられ、至るところで“韓国人に見られないルックス”をツッコまれ、「俺は歌手だった」と言っても嘲笑される自虐ネタを連発。さらに、皮ジャンからロッテ・ジャイアンツのユニフォームへの衣装チェンジなど、随所でコメディアンとしてのスター性を感じさせることで、レッドキューブを差し上げたい!

ニックン(2PM)『桜蘭高校ホスト部』(2012)

 2PMでサブボーカル&サブラッパーを務め、英語やタイ語が堪能の彼が日本映画に出演。葉鳥ビスコによる人気コミック実写化の劇場版で、シンガポールからやって来たワガママな留学生・ミシェル(篠田麻里子)の兄・ローレンス役を担った。電話での登場シーンから流ちょうな英語セリフを披露したかと思えば、両親の死後、若くして大財閥の職を引き継いだ社長の設定だけに、キメキメなスーツ姿で来日。空港のシーンでは、深刻な表情とともに日本語セリフにも挑戦している。その後、妹の寂しさや優しさを知ることにより、思わず抱擁してしまう中庭のシーンは、まるで王子様のよう。ちなみに、過去のシーンでは、ラフな白セーター姿もチラリ拝める。

チャンソン(2PM)『忘れ雪』(2015)

チャンソン(2015年のイベントにて撮影)

 2PMでサブボーカル&リードラッパーを務めるセクシー担当・チャンソンの日本映画初主演作。新堂冬樹のベストセラー小説を、イ・ジュンギ宮崎あおい共演の『初雪の恋 ヴァージン・スノー』のハン・サンヒ監督が映画化した純愛ラブストーリーで、彼は韓国人留学生で獣医となるテオを演じた。傷ついた子犬を通じて出会った大野いとふんする孤独なヒロインとの雪が降るなかでのキスや、ことわざも飛び出す日本語セリフや胸キュン。さらに、ポロシャツ姿もまぶしいテニスシーンからの、久保田悠来とのサービスショットなシャワーシーンでは、野獣ボディも披露。自身作詞による主題歌「約束」が流れるエンディングまで、いろんな意味で目が離せない。

ジュノ(2PM)『色男ホ・セク』(2019)

 2PMでリードボーカル&ダンサーを務め、本格的なスクリーンデビュー作『監視者たち』以降、俳優としての活躍も著しい彼が、朝鮮初の男妓生(キーセン)になると決めた男を演じた。生まれ育った妓楼の経営危機を救うため、自ら人肌脱ぐのだが、歯の浮くような甘い言葉をささやいたかと思えば、伝統的な韓国舞踊を華麗に舞い、加耶琴(カヤグム)の演奏も披露し、世代を超えた女性たちを魅了する。ときに小ボケもカマしながら笑いを誘ったかと思えば、後半のシリアスな演技とのギャップに、ファンならずとも釘付けに。また、絵画の才能があり、ヒロイン(チョン・ソミン)に淡い恋心を抱くなど、初主演作『二十歳(ハタチ)』との共通点も興味深いなか、恋のライバル役の5urpriseメンバーのコンミョンに対して、闘志をむき出しにする姿もキュートだ。

スジ(miss A)『花、香る歌』(2015)

The Chosunilbo JNS / Multi-Bits via Getty Images

 2017年に惜しまれつつ解散した、4人組ガールズグループ miss A。そのメンバーだったスジが、ヒロインの大学生時代を演じた『建築学概論』に続いて出演したのが、実話を基にした『花、香る歌』。朝鮮王朝末期、妓楼で奉公しながら、男性しかなれない禁忌を破り、パンソリ(韓国の伝統芸能)の歌い手となるチン・チェソン役を務めた。男装して、養成所に潜り込み、厳しい訓練を受ける、まるで少女マンガのような設定に説得力を持たせる演技力。「民のために歌いたい」と泣きながら舞台に立ち、凛々しく美しい姿や、彼女の才能を見込んだ師匠への師弟愛を超えた切ない想いなどを体現した。そんな素朴ながらも、しっかり華のある彼女の姿は、miss A での活動やバラエティー番組「青春不敗2」でのコミカルなキャラを知っている人ほど、圧倒されることだろう。

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