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田中圭、中谷美紀“総理”の夫役 W主演で原田マハのベストセラー小説を映画化

W主演の田中圭(左)、中谷美紀(右)
W主演の田中圭(左)、中谷美紀(右) - (c)2021「総理の夫」製作委員会

 俳優の田中圭が、作家・原田マハのベストセラー小説を映画化する『総理の夫』で、女優の中谷美紀とW主演を務めることが22日、発表された。田中が演じるのは、史上初の女性総理となった妻(中谷)を支えるファーストジェントルマン。本作について、田中は「個性豊かな癖の強い登場人物達に翻弄され、心温まるストーリーに胸打たれました。笑って泣けて、見てくださった皆様に元気になっていただけるヒューマンコメディーです」とコメントしている。撮影は今年9月にクランクインしており、すでに撮了。2021年秋全国公開を予定している。

【画像】色気ダダ漏れ…ずぶ濡れの田中圭

 原作は、原田の20万部超えのベストセラー小説「総理の夫 First Gentleman」(実業之日本社文庫)。鳥類学者の相馬日和(田中)はある日、少数野党の党首を務める妻・凛子(中谷)から「もしも私が総理大臣になったら、何かあなたに不都合はある?」と意味深な話を投げかけられる。日和は凛子の言葉に耳を傾けず、電波の届かない孤島で十日間過ごしているうちに、凛子は史上初の女性内閣総理大臣に選出されていた。初のファーストジェントルマンとして注目される日和は、政界という未知の世界で、部下やメディアに翻弄される毎日を過ごしていく。

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 田中は、主演映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』や土屋太鳳と共演の『哀愁しんでれら』が控えるほか、「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」「キワドい2人 -K2- 池袋署刑事課神崎・黒木」「先生を消す方程式。」といった連続ドラマに引っ張りだこ。本作で挑む総理の夫役について、「何もしない主人公といいますか、巻き込まれ型の最たるものです。最愛の妻が総理になったことで生活が激変し、突然変わる人間関係や、立場。ただの鳥オタクだった僕が、政治という慣れない分野へ参入。そこで生まれる様々な珍事件や人間ドラマを、中谷美紀さん演じるカッコよくて美しい自慢の凛子と二人三脚で頑張りました」と語っている。

 5年ぶり、さらに結婚後初の映画主演となる中谷は、容姿端麗で頭脳明晰、カリスマ性が滲み出る女性総理役に挑戦。「例え夢物語だとしても、ひとりの女性が、身体的、精神的、社会的ジェンダーに囚われることなくリーダーシップを発揮し、国民に奉仕する姿を、時に笑い、時に涙しながら演じた日々はとても幸せでした」と撮影を振り返り、「女性総理とその夫の物語ではありますが、これは全ての働く女性と、そのパートナーの生き方についての物語です」と作品をアピールしている。

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 監督は、『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』などを手掛けた河合勇人。脚本は「水球ヤンキース」の松田沙也、『貞子』の杉原憲明が執筆した。主演の田中と中谷、河合監督、原作者である原田のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)

コメント全文

■相馬日和役:田中圭
皆様初めまして、こんにちは!!
日本初のファーストジェントルマンになりました相馬日和です。何もしない主人公といいますか、巻き込まれ型の最たるものです。最愛の妻が総理になったことで生活が激変し、突然変わる人間関係や、立場。ただの鳥オタクだった僕が、政治という慣れない分野へ参入。そこで生まれる様々な珍事件や人間ドラマを、中谷美紀さん演じるカッコよくて美しい自慢の凛子と二人三脚で頑張りました。
個性豊かな癖の強い登場人物達に翻弄され、心温まるストーリーに胸打たれました。
笑って泣けて、見てくださった皆様に元気になっていただけるヒューマンコメディーです。
河合監督とは初めましてでしたが、とても優しかったです。常に麦わら帽子をかぶっていらっしゃいました。
スタッフは日本映画を代表するような皆様で、毎日が刺激的でした。
日本の未来を明るく輝かせるために一生懸命選挙カーにも乗りました。
皆さんに愛される映画になったと思いますので、公開を楽しみにしていてください!
劇場でお会いできるのを楽しみにしております!!

■相馬凛子役:中谷美紀
世界各国にて女性首相が誕生する一方で、この日本で女性総理が誕生する日が訪れるのは、はるか遠い未来のようにも思えます。恐らく原作者の原田マハさんが、現状への悲観と、万が一訪れるかもしれない未来へのかすかな希望をこめて書かれた物語の中で、田中圭さんがコミカルかつ愛らしく演じて下さった夫日和とともに、日本初の女性総理、相馬凛子として生きることが叶いました。
例え夢物語だとしても、ひとりの女性が、身体的、精神的、社会的ジェンダーに囚われることなくリーダーシップを発揮し、国民に奉仕する姿を、時に笑い、時に涙しながら演じた日々はとても幸せでした。
女性総理とその夫の物語ではありますが、これは全ての働く女性と、そのパートナーの生き方についての物語です。
気負わず、楽しんでご覧いただける作品になっていると思いますのでぜひ劇場にてご覧下さいませ。

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■監督:河合勇人
ようやく世の中に活気が戻って来た今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
コロナの影響が続くなか、まだまだ大変な思いをしていらっしゃる方も多いと思います。そんな中、少しでも多くの方に元気を届けられたらという思いで映画『総理の夫』をお届けします。
本作品は、シリアスな政治社会ドラマというよりは妻がたまたま日本の総理になってしまった男が、様々なトラブルに巻き込まれるラブコメディーであり、夫婦が絆を取り戻すヒューマンドラマです。

主人公演じる田中圭さんは初めてご一緒するのですが、全く気負うことなく自然体で演じてくださり、まるであてがきされたのではないかと思うくらいです。日本初のファーストジェントルマンという役柄にこの上ない魅力を与えてくれました。
対する、日本初の女性総理を演じてくれた中谷美紀さんとは20年振りの再会。相変わらずお美しいのは言うまでもなく、スタッフはじめ各方面にきめ細かな気配りをしてくださるなど、日本初の女性総理は、かくやと思わせる素敵な方でした。
そして原田マハさんの原作からは、さまざまなイメージが掻き立てられ、湧き出るアイデアを抑えるのが大変でした。

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映画『総理の夫』が日本に、いや世界に、元気とともに笑顔と活力を与える作品になれば、監督としてこんなに嬉しい事はありません。みなさん、映画『総理の夫』をどうぞよろしくお願いいたします。

■原作:原田マハ
なぜ日本の総理は当たり前のように男性なのか? それをフィクションで覆してみたかった。凛子は私の理想そのもので、彼女を支える夫・日和は何があっても妻を信じ、陰ながら守り抜く。本作は政界を舞台にした、信じ合い支え合う夫婦愛の物語である。日和役の田中圭さんはお茶目でまっすぐな役柄にぴったり。凛子役の中谷美紀さんは書きながらイメージしていたのでとても嬉しい。このカップルが日本を変える、封切りの日が待ち遠しい。

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