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綾瀬はるか、刑事役で日曜劇場初主演 高橋一生演じる殺人鬼と魂が入れ替わる異色ドラマ

左から柄本佑、綾瀬はるか、高橋一生、北村一輝
左から柄本佑、綾瀬はるか、高橋一生、北村一輝

 綾瀬はるかが、2021年1月期放送の「天国と地獄~サイコな2人~」でTBS日曜劇場枠(毎週日曜夜9時~)初主演を務めることが5日、同局より発表された。綾瀬演じる刑事と、サイコパスな殺人鬼の魂が入れ替わるさまを描くオリジナルストーリーで、綾瀬にとって日曜劇場出演は2011年4月クールの「JIN-仁-」(第2期)以来、約10年ぶり。殺人鬼に日曜劇場初出演となる高橋一生がふんするほか、柄本佑北村一輝が共演。綾瀬は「はじめての刑事役、そして高橋一生さん演じる殺人鬼と魂が入れかわり、二つの人間を演じることも、とても楽しみにしています。スリリングでコミカルなところもあるエンターテインメント作品です。視聴者のみなさまに毎週放送が待ち遠しくなるような面白いテレビドラマをお届けできるように頑張ります」と意気込みを語っている。

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 物語は、努力家で正義感が強いゆえに煙たがられている35歳の刑事・望月彩子(綾瀬)が、周囲を見返すため、ある殺人事件の容疑者を逮捕するチャンスを前に、不運にもその男と魂が入れ替わってしまうところから始まる。その男・日高陽斗(ひだか・はると/高橋)は、表向きは化学畑の研究者であり、若くしてベンチャーを立ち上げたやり手の経営者だが、その正体はその類いまれなる頭脳と知識を駆使した殺人鬼。2人の魂が入れ替わった先に、互いの価値観を根底から揺るがす真実と、究極の愛が待ち受ける。

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 彩子の家に居候中の、ヒモ状態のフリーター・渡辺陸(わたなべ・りく)を演じるのは、日曜劇場への出演は2015年放送の「天皇の料理番」以来となる柄本佑。彩子の先輩であり天敵とも言える刑事・河原三雄(かわはら・みつお)役に北村一輝。日曜劇場への出演は2012年放送の「ATARU」以来となる。

 脚本は、朝ドラ「ごちそうさん」(2013)、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2018)などの森下佳子。演出は、映画『約束のネバーランド』の公開を控える平川雄一朗。2人はドラマ「天皇の料理番」(2015)「義母と娘のブルース」(2018)などで組んでいる。高橋、柄本、北村、渡瀬暁彦(編成・プロデュース)のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

<高橋一生>
 久しぶりに森下さんの脚本作品です。プロデューサー、演出陣、スタッフの方々もいつかご一緒した方々が多く、今回作品作りに参加させていただけることが楽しみでなりません。喜劇としての側面も多分にありますが、タイトルにある対比のように、その真逆の悲劇性も内包する作品だと思っています。サイコーの入れ替わりにするべく、まずはお肌から気をつけていきたいと思います。

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<柄本佑>
 『天皇の料理番』以来で日曜劇場に参加させていただきます。今回は自由すぎる同居人という……『料理番』の時は不自由すぎる男だったような気が……。自分自身は生真面目な男だと思っているのですが……。のらりくらりとした男を頑張ります。生真面目な男より。

<北村一輝>
 愛があり、笑いあり、緊張感、サスペンスもある。俳優、スタッフに於いてもやりがいのある作品で難しい作品でもあると思います。ひとつずつのシーンに魂を込めることで素晴らしい世界観になるよう精一杯務めていきたいと思います。

<編成・プロデュース渡瀬暁彦>
 「女刑事と殺人鬼の男が入れ替わったら」一言で言うと、そんなドラマです。女と男、善と悪が入れ替わり、まさに「天国と地獄」が入れ替わります。もし、鏡に映る姿が自分じゃなかったら?目の前に、自分の姿をした別人が現れたら?もし、入れ替わったことで相手の気持ちが分かったら? 相手のことを知り過ぎてしまったら?人の心はどうなるのでしょうか? 心を奪われてしまう可能性もあるのでしょうかーー? この時代だからこそ、視聴者の皆様にワクワクドキドキするようなドラマを愉しんでいただきたい。そんな思いでキャスト・スタッフ一同、精一杯頑張ります。

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