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『空に住む』岩田剛典が「ヤバい」と反響 スター俳優役で色香炸裂

『空に住む』より多部未華子&岩田剛典
『空に住む』より多部未華子&岩田剛典 - (C) 2020 HIGH BROW CINEMA

 現在公開中の映画『空に住む』でスター俳優を演じる岩田剛典多部未華子ふんする主人公を翻弄し、少なからずの影響をもたらすカリスマ的スターを色香たっぷりに好演し「ヤバい!」「映る度にドキドキした」「キュンキュンした」とハマるファンが続出している。

【写真】スター俳優役の岩田剛典『空に住む』場面カット

 本作は、EXILEなど人気アーティストの歌詞を手掛けてきた作詞家・小竹正人の小説を、『EUREKA ユリイカ』などの青山真治監督が映画化。両親の急死を受け止めきれないまま、叔父夫婦の計らいでタワーマンションの高層階に住むことになった28歳の編集者・直実(多部)の葛藤、成長を見つめる。岩田が演じるのは、直実と同じマンションに住む、今をときめくスターの時戸森則。直実はある日偶然、マンションのエレベーターで彼と乗り合わせたことをきっかけに、彼とひそやかな関係をもつようになる。

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 岩田はヒロインを魅了するキャラクターとして、これまで『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2015)、『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(2018)などに出演しており、とりわけ『植物図鑑』は22億円の大ヒットを記録(日本映画製作者連盟調べ)。同作では職場でパワハラに遭いストレスまみれのOL(高畑充希)が“拾う”謎めいた青年を、岩ちゃんスマイル満載で演じて世の女性を癒やしていたが、『空に住む』の時戸はかなり対照的な役どころ。

 ネット上では、時戸が初めてヒロインと出会った時の大胆なアプローチや、オムライスを食す場面でのアップ、花を食べるシーン、独特の言い回しなどが話題になっている。

空に住む

 完成披露舞台挨拶では、岩田いわく時戸は「あんまり共通する部分があると言いたくない役(笑)」。複雑な内面を持つキャラクターについて「本当にひどいやつだと思いながら脚本を読ませていただきましたけど、多分寂しいんだろうなと思って演じていましたね。僕はグループもやっていますので仲間とかはたくさんいる方だと思っているんですけど、時戸はずっと孤独で自分の世界の中に閉じこもって生きてきたんだなというのは感じました」と分析していた。

 また公開記念舞台挨拶では、多部が岩田が台本にたくさんの付箋をつけていたことに触れ、「自分の役の解釈とか疑問を抱いたことについて監督とコミュニケーションをとっていて。すごくまじめで勉強熱心な方なんだなと思いました。わたしにはないところをたくさん持っている方なんだなと撮影が始まる前に焦ったことがありました」と熱心なアプローチに圧倒された様子だった。(編集部・石井百合子)

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