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竹野内豊、11年ぶり月9主演 型破りな裁判官役で黒木華と初共演

「イチケイのカラス」竹野内豊&黒木華ビジュアル
「イチケイのカラス」竹野内豊&黒木華ビジュアル - (C)フジテレビ

 竹野内豊が2021年4月期にフジテレビ系で放送される「イチケイのカラス」で約11年ぶりに月9主演を務めることが30日、同局より発表された(毎週月曜21時~放送、初回放送日未定)。2018年に発刊された浅見理都の同名漫画に基づくリーガルドラマで、竹野内は東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちおにふんする。原作上は主人公ではなく、眼鏡をかけた小太りの中年裁判官として描かれているが、ドラマでは風貌を大幅にアレンジ。そのみちおと対照的な堅物の裁判官・坂間千鶴役に、月9初出演、竹野内と初共演となる黒木華。ドラマでは性別を女性に変更している。

【写真】竹野内豊がプレイボーイ役!2014年の映画

 本作は、竹野内演じる自由奔放で型破りな裁判官のみちおと、彼に振り回されながらも真実をつかもうと奔走するイチケイメンバーの活躍を描く物語。みちおはひげを生やし服装はカジュアル。裁判官らしからぬゆるい空気をまとっているが、しがらみや偏見、先入観にとらわれない観察眼と徹底的に調べ上げる探究心を持ち、弁護士団や検察官たちから恐れられている。冤罪を生むことの無いよう自らの足で現場検証を行い、マイペースで事件を深掘りしていく。元弁護士の経歴があり、裁判官になった背景には過去のとある事件が深く関わっているようで、みちおの過去も明らかになっていく。

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 竹野内にとって月9主演は、上戸彩と共演したラブストーリー「流れ星」(2010)以来。連ドラ出演は「義母と娘のブルース」(TBS、2018)以来約3年ぶり。竹野内は初めて法服を身にまとったときの感想を「袖が広がっていて、手を広げると本当にカラスのよう」と言い、脚本の印象を「今まで、裁判官の方にはお会いしたこともなければ、刑事裁判官という職業に焦点が当たった連ドラも今まで無かったので、台本を読んで、勉強になりました。イチケイメンバーの会話のテンポも良く、一人一人のキャラクターが生きているので、これは面白い作品になるだろうなと思いました」と語っている。

 一方、そんなみちおと真逆なタイプの裁判官で、事件の処理件数が信じられないほど少ないイチケイを立て直すために異動してきた坂間千鶴役に、連ドラ出演は「凪のお暇」(TBS、2019)以来2年ぶりとなる黒木華。千鶴は男性社会の法曹界において若くして特例判事補(※裁判官として実務を5年以上経験し、判事と同等の権限を有する判事補)になったエリート。冗談が全く通じない堅物なタイプで、初めはみちおに反発しながらも、事件を一人一人の人生として扱うみちおの信念に影響を受けていく。

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 竹野内は、黒木との初共演について「変幻自在に役を演じられる日本で貴重な女優さんで、いつか共演してみたいと思っていた方でしたので、今回ご一緒できてうれしかった」と言い、黒木も「今回初めてご一緒させていただきましたが、みちおさんを独特な雰囲気や、間で、魅力的に演じてらっしゃってすごく楽しいです」とコメントしている。

 脚本を務めるのはドラマ「絶対零度」シリーズや「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」(2018)などの浜田秀哉。演出に、「コンフィデンスマンJP」シリーズや「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(2020)の田中亮ら。劇中音楽を「HERO」シリーズや「半沢直樹」シリーズなどの服部隆之が担当する。

 竹野内、黒木、浅見(原作者)、後藤博幸(プロデュース)のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

竹野内豊
Q)台本を読んだ感想
「今まで、裁判官の方にはお会いしたこともなければ、刑事裁判官という職業に焦点が当たった連ドラも今まで無かったので、台本を読んで、勉強になりました。イチケイメンバーの会話のテンポも良く、一人一人のキャラクターが生きているので、これは面白い作品になるだろうなと思いました」

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Q)法服を着てみての感想
「袖が広がっていて、手を広げると本当にカラスのようです」

Q)現場の雰囲気について
「とてもいい方たちばかりです(笑)。まだ、発表できていないイチケイメンバーの方たちも個性的で、イチケイメンバーがそろった時のオフの会話が本当に面白く、笑いの絶えない現場です」

Q)共演者の黒木華さんについて
「変幻自在に役を演じられる日本で貴重な女優さんで、いつか共演してみたいと思っていた方でしたので、今回ご一緒できてうれしかったです」

Q)演じるうえで心がけたいこと
「人の今後の人生を左右する職業なので、型破りな役ですが、そこは丁寧に演じていかなければと思っています」

Q)視聴者へのメッセージ
「刑事裁判官に焦点を当てた連続ドラマは初めてとなります。裁判官も、ご覧になってくださる視聴者の皆様と同じ一人の人間だと思うので、“人を裁く”ということがいかに難しいかということを、一緒に考えていけるような作品が作れたらすてきだなと思います」

黒木華
Q)台本を読んだ感想
「イチケイの皆が個性的で、面白いなと思いました。裁判官という中々取り上げられていない仕事にフォーカスがあてられているのも興味深かったです」

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Q)法服を着てみての感想
「袖を通すとやはり気が引き締まります。中々着る機会がないと思うので、ありがたいです」

Q)現場の雰囲気について
「撮影が始まってまだ数日ですが、和気藹々(あいあい)としています」

Q)共演者の竹野内さんについて
「今回初めてご一緒させていただきましたが、みちおさんを独特な雰囲気や、間で、魅力的に演じてらっしゃってすごく楽しいです」

Q)演じるうえで心がけたいこと
「ただ堅いだけでなく、正義に対して熱い坂間を人間らしく演じられたらと思います」

Q)視聴者へのメッセージ
「個性的なイチケイの皆と、普段あまり触れることの少ない裁判官という仕事を楽しみつつ見ていただけたらと思います」

原作者:浅見理都
 「ドラマ化、大変うれしいです!ドラマで再び『イチケイのカラス』のキャラクターに会えるのを、今から楽しみにしています。馴染(なじ)みのない裁判官という仕事に、興味をもってもらえたらうれしいです!」

プロデュース:後藤博幸(フジテレビ第一制作室)
 「有罪率99.9%-そこに関わる検事や弁護士がドラマで描かれることはよくありますが、その判決を下す裁判官にスポットライトがあたることは意外とありませんでした。今回は、正しい判決をするために奮闘する裁判官たちのその様を、笑いあり、涙あり、サスペンスありでテンポよく描きます。法廷には魅力的なキャラクターが多数登場しますが、中でも、竹野内豊さん演じるみちおの、常識を覆してでも真実を追い求める超マイペースな様、黒木華さん演じる坂間の、冗談の全く通じない堅物エリートっぷりは要注目です!ぜひご家族の皆さんでご覧いただき、元気になっていただいて、この先1週間の糧にしていただければうれしいです」

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