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「チェリまほ」も話題!町田啓太の魅力にどっぷりつかる映画6選

町田啓太(2018年撮影)
町田啓太(2018年撮影)

 Twitterトレンド世界5位(瞬間順位)になるなど、なにかと話題のドラマ「チェリまほ」こと「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」で、主人公・安達に思いを寄せる完璧なイケメン同期・黒沢を演じている町田啓太。「劇団EXILE」のメンバーであり、吉高由里子演じるヒロインの義理の弟を演じたNHK朝ドラ「花子とアン」で注目された彼の“魅力にどっぷりつかる”出演映画を厳選して紹介する。(文・くれい響)

【写真】カッコよすぎ!町田啓太のエプロン姿

『スキマスキ』(2015年)

 「うさぎドロップ」などで知られる宇仁田ゆみの人気コミックを実写化した青春ラブコメディーで、映画初主演となる町田が演じたのは、隙間に異常な愛着を抱いてしまう性癖の大学生・ヘイサク。罪悪感を抱えながらも、隣に住む隙だらけのヒロイン(佐々木心音)をカーテンの隙間から覗いてしまう。バンドマン風の金髪姿で、大の格闘技好きという意外すぎるキャラに加え、何かというと、あらぬ妄想を膨らませ、ときに絶叫してしまう中2感満載のおバカ演技が妙に愛おしい。しかも、逆手握りしたスプーンで学食のカレーをかっ食らう姿や、喜びのあまり、部屋でクッションを抱きかかえる仕草をしたり、意中の彼女にいきなりキスされたことで怯える童貞感は、きっと母性本能をくすぐるはず! 終盤には佐々木を相手に、初めて前貼りを装着して挑んだリアルなラブシーン(R15+指定!)も披露している。

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『劇場霊』(2015年)

 『スマホを落としただけなのに』『事故物件 恐い間取り』の中田秀夫監督が、島崎遥香を主演に迎えたJホラーで、ホラー映画初挑戦となった町田が演じたのは、舞台「鮮血の呼び声」の美術スタッフ・和泉。変死を遂げたスタッフに続き、主演女優も不慮の事故で降板するなど、連続する怪現象のカギとなる球体関節人形を扱い、ちょい引きする人形愛も語り始める生真面目キャラだ。人形に触るときの手つきなど、舞台スタッフを参考にした細かい仕草も注目だが、台本がささったウェストポーチ姿で、新人女優のヒロインに対し、「どうせ暇なんだろ?」と不愛想にドS発言をするなど、職人あるある芝居も見どころ。終盤では人形の魔の手から逃れるため、ヒロインの手をギュッと握り、小道具の斧を手に立ち向かい、血まみれになって意識を失った彼女の肩を支えるなど、まるで中世の騎士のようなカッコ良さ。ぱるるでなくても胸キュンもの!

『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』(2017年)

 EXILE TRIBE のお祭り騒ぎ「ハイロー」の世界観でも、その存在感を放っていた町田。彼が演じたノボルは、幼なじみであるコブラ率いる山王連合会メンバーで、一時は敵対する九龍グループの構成員にもなっていたこともあり、ドラマ・シーズン1のキーマンだった存在だ。劇場版2作目となる本作『エンスカ』では、これまでのトラブルメイカーから一転、徹底抗戦派としてクールに活躍。「ハイロー」出演のために免許を取った、仲間との大型バイクの疾走にシビれるほか、おなじみの大乱闘では、MIGHTY WARRIORS の巨漢キャラ・フォー(関口メンディー)相手に、「復帰戦なので、お手柔らかに」な対戦マッチが実現。パワープレイで押してくる相手に対し、完全にやられた演技で油断させた隙を狙って、頭突きからの連打という、いかにも“スキマスキ”いや、山王連合会きっての頭脳派らしい戦い方を魅せる。

『PRINCE OF LEGEND』(2019年)

 もちろん、“王子が大渋滞”する「プリレジェ」にも、聖ブリリアント学園に一人しかいない「Team 先生」の先生王子として登場。女子生徒からの絶大な人気を誇る英語教諭にして、好きな言葉が「美」の美意識高めのナルシストキャラ・結城理一。フェイスケアグッズでの美顔ケアを怠らないほか、華麗なジャケット・プレイやメガネ外しプレイも見どころだが、自己愛が強すぎるあまり、ほかの参加者とは違い、ヒロイン・果音(白石聖)への恋愛感情が芽生えないまま、“伝説の王子選手権”に参加。そんな天然っぷりは、ドラマ「女子高生の無駄づかい」で演じたワセダにも通じるところも。劇場版となる本作では、選手権前に座禅しながら「王子!王子!」と連呼するコミカルな描写に始まり、得意の英語を挟みつつ、目線を外す壁ドン対決やお姫さま抱っこレースといった競技に参加。『スキマスキ』とは違ったコメディー演技も堪能できます。

『前田建設ファンタジー営業部』(2020年)

 「アニメ『マジンガーZ』に登場する地下格納庫を、現代の技術と材料で建設したらどうなるか?」を検証したWEBコンテンツを映画化した本作。町田が演じたのは、とにかく毛量の多さに目がいってしまう、技術研究所の土質担当・ヤマダ。掘削オタクなキャラということで、早口で難解すぎる土木・建設専門用語をまくしたて、周囲をドン引きさせる。また、あまりのどん臭さと不器用さゆえ、劇中では広報グループのエモト(岸井ゆきの)に「もぐらみたいな奴」と言われ、英勉監督が「イケメンの無駄遣い」と言ったのも納得の怪演といえる。「やまだ」と書かれた作業ヘルメットもお似合いで、181cmの高身長も映えるトンネル現場での生き生きした表情や、深夜の打ち合わせ中に「好きです……掘削が!!」と告白してしまうひた向きさがヤバい。それがやがてエモトのハートをもつかむ、“プライスレス”なLOVE展開は、とにかく微笑ましい!

『きみの瞳が問いかけている』(2020年)

 韓国映画『ただ君だけ』を、吉高由里子と横浜流星主演でリメイクした純愛ラブストーリーで、町田が演じたのは、ハングレ集団ウロボロスのリーダー・佐久間恭介。横浜演じる元キックボクサーの塁とは養護施設時代の幼なじみで、足を洗った彼をふたたび闇格闘技の世界に引きずり込もうとする。これまでの町田のフィルモグラフィでは珍しいほど底知れぬ闇を抱えた悪役で、まさに新境地開拓。インナー、ジャケットとともに、黒で統一した短髪姿も決まっており、クールなイメージはそのまま、セリフの間の取り方や穏やかな表情などから感じさせる物腰の柔らかさが、逆に不気味な雰囲気を醸し出す。それでいて、肉体美をチラ見せさせると、色気もダダ漏れ。三木孝浩監督も絶賛しているのも納得で、武闘派として生き抜いてきた彼のサイドストーリーが見たくなるほど。「チェリまほ」新規は、マストで押さえておきたい一本だ。

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