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コロナ禍のアカデミー賞授賞式、『コンテイジョン』監督らがプロデュース!

第93回アカデミー賞

新型コロナで再注目されていた映画『コンテイジョン』(2011) - 同作を撮影中のスティーヴン・ソダーバーグ監督
新型コロナで再注目されていた映画『コンテイジョン』(2011) - 同作を撮影中のスティーヴン・ソダーバーグ監督 - Warner Bros. Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 コロナ禍における第93回アカデミー賞授賞式は、未知の致死性ウイルスの恐怖を描いたスリラー映画『コンテイジョン』のスティーヴン・ソダーバーグ監督とプロデューサーのステイシー・シェアらがプロデュースすることになった。アカデミー賞を主催する米・映画芸術科学アカデミーが発表した。

【動画】コロナ禍で再注目…未知のウイルスが拡散する『コンテイジョン』

 現地時間2021年4月25日に開催される第93回アカデミー賞授賞式を手掛けるのは、『トラフィック』のオスカー監督ソダーバーグ、『ジャンゴ 繋がれざる者』『エリン・ブロコビッチ』でアカデミー賞ノミネートを果たしたシェア、そしてグラミー賞をはじめ数々の授賞式をプロデュースしてきたジェシー・コリンズの3人だ。

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 映画芸術科学アカデミーの会長とCEOは「来るオスカーは、授賞式の可能性を刷新し、再構築する絶好の機会です。彼らはこのような時代にダイレクトに反応してくれる、ドリームチームです。アカデミーは彼らと共に、世界の映画に対する愛、そしてわたしたちが映画を最も必要としている時に、映画はどのようにわたしたちを結び付け、楽しませるかを反映したイベントをお届けできることに興奮しています」と声明を発表した。

 ソダーバーグ監督、シェア、コリンズの3人は「我々はワクワクするのと同時に、恐ろしくも思っています。我々が直面しているこの異常な状況において、これは映画、そして新しい方法で映画を作る人々にフォーカスするチャンスです。我々全員が愛する映画を本当に感じられるような、授賞式を作れたらと思っています」と意気込んでいる。

 第93回アカデミー賞授賞式は新型コロナウイルスの影響で、当初予定されていた2021年2月28日から同年4月25日に延期に。本来は今年1月1日から12月31日までに公開された映画が賞の対象となるが、来年2月28日までに公開されていればいいことになっている。また、劇場上映を想定しながらもVOD(ビデオ・オン・デマンド)配信となってしまった映画に関しては、特別にノミネート資格が与えられることになっている。(編集部・市川遥)

映画『コンテイジョン』予告編 » 動画の詳細
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