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今夜から!「岸辺露伴は動かない」豪華キャスト振り返り 「テセウスの船」名子役も

「岸辺露伴は動かない」より高橋一生演じる露伴
「岸辺露伴は動かない」より高橋一生演じる露伴 - (C)NHK

 本日(28日)からNHKで3夜にわたってドラマ「岸辺露伴は動かない」(総合テレビ及びBS4Kにて12月28日・29日・30日、各午後10:00~10:49放送)が放送される。放送を前に、豪華なキャストの顔ぶれを振り返ってみた。

【写真】「岸辺露伴は動かない」高橋一生、中村倫也ら奇妙な場面写真

 本作は、荒木飛呂彦の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場する天才漫画家・岸辺露伴を主人公にした「岸辺露伴は動かない」と、「岸辺露伴は叫ばない 短編小説集」所収の「くしゃがら」に基づくストーリー。露伴が、不思議な能力を用いて、遭遇する奇妙な事件を解き明かしていく。

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 相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊な能力“ヘブンズ・ドアー”を持つ風変わりな漫画家・露伴にふんするのは、来年1月期には日曜劇場「天国と地獄~サイコな2人~」の放送を控え、飛ぶ鳥落とす勢いの高橋一生。今年は蒼井優と共演した映画『スパイの妻<劇場版>』(公開中)がベネチア国際映画祭・銀獅子賞(監督賞)に輝き大いに話題を呼んだが、同作の舞台挨拶では黒沢清監督が高橋の演技を絶賛。「セリフが長くても短くても、きちんとこちらに飛び込んでくる。たぶん世界で一番うまいんじゃないかなって思った」と言わしめていた。同作をはじめ映画『億男』『嘘を愛する女』、ドラマ「僕らは奇跡でできている」などミステリアス&エキセントリックなキャラクターも得意とする高橋だけに、既出の映像からも露伴役は面目躍如といった感。公式サイトで公開された映像では、露伴が「ヘブンズ・ドア!」「だが断る」「この岸辺露伴をなめるなよ」といった決めゼリフを繰り出す姿が見られる。

岸辺露伴は動かない
露伴の担当編集・泉京香(飯豊まりえ・写真右)

 露伴の相棒で、大手出版社・集明社に勤務する担当編集・泉京香にふんするのは、今年1月に公開されたホラー映画『シライサン』で絶叫クイーンを熱演した飯豊まりえ。ヒロインを演じたドラマ「家政夫のミタゾノ」「僕だけが17歳の世界で」も話題を呼び、来年1月期に日本テレビ系のゾンビドラマ「君と世界が終わる日に」を控えている。

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岸辺露伴は動かない
京香が交際する写真家役に中村倫也

 その京香の交際相手で事故で記憶を失った青年・平井太郎に、先ごろドラマ「この恋あたためますか」が最終回を迎えた中村倫也。クールな社長役で女性をとりこにしていたが、本作では写真家に。現在、『サイレント・トーキョー』『私をくいとめて』(※声の出演)の2本の映画が公開中で、来年も新作映画が続々控えている。

岸辺露伴は動かない
第1話に登場する富豪村の案内役にふんするのは、「テセウスの船」の名子役・柴崎楓雅

 そして各話のゲスト役に柴崎楓雅森山未來瀧内公美。柴崎が演じるのは、第1話に登場する富豪村の案内役・一究。露伴たちにマナーの試験を課す役どころ。眉なし&おかっぱ頭というかなり強烈なビジュアルだが、今年1月期の日曜劇場「テセウスの船」では恐ろしいキャラクターで脚光を浴び、現在映画『約束のネバーランド』が公開中の名子役。第2話に登場する漫画家・志士十五にふんする森山は、崖っぷちボクサーを熱演した劇場版『アンダードッグ』が公開中。来年1月にWOWOWで放送されるショートフィルム「in-side-out」では監督に挑戦するなど、活躍の幅を広げている。第3話に登場する夫を亡くしたインテリアコーディネーター・片平真依に、瀧内公美。先ごろ終了したドラマ「共演NG」「恋する母たち」でも強烈な存在感を放っていた。(編集部・石井百合子)

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