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MCUフェーズ4、マルチバースは複数作品に影響!マーベル社長が明言

「ワンダヴィジョン」キーアート
「ワンダヴィジョン」キーアート - (c) 2021 Marvel

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」の配信を前に、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが、本作より始まるMCUフェーズ4について語った。

【動画】いよいよ配信!「ワンダヴィジョン」予告編

 マーベル・スタジオが展開するMCUは、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)をもってフェーズ3が完結し、「ワンダヴィジョン」よりフェーズ4へと突入する。これまでのMCUは劇場公開作品のみで展開されてきたが、フェーズ4では新たに、動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」向けのオリジナルドラマシリーズもラインナップに含まれている。

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 「Disney+は、我々にもっと可能性をくれる。それは100%間違いない」と自信をのぞかせたファイギは、ドラマシリーズのメリットを「多くのストーリーを、違った形で語ることが可能になる。『ワンダヴィジョン』はその良い例だ。次のシリーズ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』も『ワンダヴィジョン』のように、それぞれのキャラクターともっとゆっくり時間を過ごすことができる」と説明。その先陣を切る「ワンダヴィジョン」について、「最初の2話で、視聴者は映画を全部合わせたよりもっと多くの時間をワンダとヴィジョンと過ごすことができる」と予告した。

 マーベル・スタジオの親会社であるディズニーは先日、今後は自社のストリーミングサービスを最優先する方針を明らかにした。マーベルも配信作品中心へとシフトしていくのかについて、ケヴィンは「我々のシネマティック・ユニバースは、これから両方(劇場と配信)で展開されることは確かだ」と断言。「ワンダヴィジョン」のメインキャラクターであるワンダ・マキシモフが、2022年3月全米公開予定の『ドクター・ストレンジ』続編に登場するなど、MCU作品同士のリンクも「自然かつ正しい形」で継続していくという。

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 MCUには、物語の重要なカギを握るキーワードが存在する。フェーズ3までの23作品(通称:インフィニティ・サーガ)では、最凶の敵サノスが狙う“インフィニティ・ストーン”がキーワードとなったが、新章フェーズ4での候補として早くも注目されているのが「マルチバース(いくつもの並行世界)」だ。『ドクター・ストレンジ』続編のタイトル(『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題) / Doctor Strange in the Multiverse of Madness』)でこの言葉が見られるほか、同作につながる『スパイダーマン』第3弾(12月17日全米公開)では、3シリーズのキャラクターが集結し、ドクター・ストレンジも参戦する予定となっている。

 ファイギは、フェーズ4におけるマルチバースの重要性について「さあ、どうかな」と言葉を濁したものの、「インフィニティ・ストーンは、ストーリーの中で徐々に意味をなしていった。我々はマルチバースを気に入っているよ」とコメント。「コミックはそれ(マルチバース)ですばらしいことをやった。我々も『ドクター・ストレンジ』で少し触れており、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも語った。これから公開される作品のいくつかでも触れる」とマルチバースがフェーズ4にラインナップされている複数作品に影響を与えると明言し、「(マルチバースは)コミックからの新たな要素で、ストーリーを語る上での要素の一つとなる。我々はこの要素に魅了されていて興奮している」と期待を寄せた。(編集部・倉本拓弥)

ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」は1月15日日米同時配信

ワンダヴィジョン|特別予告編|1月15日 配信開始 » 動画の詳細
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