米歌手トニー・ベネットがアルツハイマー病

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米ポピュラー音楽の大御所で歌手のトニー・ベネット(94)が、4年前からアルツハイマー病を患っていることが明らかになった。
妻がAARPマガジン誌のインタビューで公表した。以前と変わらず陽気だが、症状は悪化しつつあり、今では自分で決断を下すことが難しいという。
2016年にアルツハイマー病と診断された後も、ベネットは2018年から20年にかけてレディー・ガガとニューアルバムを録音。今年発売される予定となっている。
ベネットは1950年代にデビューし、グラミー賞を18回受賞した。代表曲は「I Left My Heart in San Francisco」(原題)。