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「天国と地獄」怒濤の謎に視聴者混乱!日高は本当に殺人鬼なのか?

「天国と地獄~サイコな2人~」7話より
「天国と地獄~サイコな2人~」7話より - (C)TBS

 21日に放送された綾瀬はるか主演のTBS日曜劇場「天国と地獄~サイコな2人~」(毎週日曜夜9時~)第6話では、連続猟奇殺人事件への関与が疑われる日高にまつわる謎が怒濤のごとく押し寄せ、視聴者が「東って誰?」「先が読めない」「情報量すごい」など混乱に陥っている(※ネタバレあり。6話までの詳細に触れています)。

【写真】クウシュウゴウの正体は?「天国と地獄」7話場面写真

 本作は、魂が入れ替わった警視庁捜査一課の刑事・ 望月彩子(綾瀬)と、殺人事件の容疑者でベンチャー企業の社長・日高陽斗(ひだか・はると/高橋一生)の逆転生活を描くサスペンス。これまで、望月(外見は日高)や捜査一課主任の河原(北村一輝)らは日高を犯人とにらんでいたが、ここへきて真犯人が別にいる可能性が出てきた。

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 第6話では、河原と望月の行動が同時進行で描かれ、その中で「クウシュウゴウ」「十和田元」「東朔也」など日高に関わるいくつもの名前が浮上。日高の大学時代の仲間である九十九(中尾明慶)の証言により、「連続殺人は新月の夜に起きる」という新事実も判明し、望月がちょうど訪れた新月の晩に日高の殺人を阻止すべく奔走するさまが描かれた。

日高が所有する差出人不明の手紙

 謎の一つが、日高の所持品。「明日3時。学校のそばの歩道橋で待ってます」と書かれた手紙の差出人は誰なのか? 「暗闇の清掃人φ」という不気味な漫画は誰が描いたものなのか? 殺人のターゲットと思われる人物リストの共通点は? そして、歩道橋に書かれた赤い数字。新月の晩の日、歩道橋に「9」の字を書いていた青年は、池袋のガード下で40代とみられる「おっさん」から金を渡されて頼まれたのだという。なお、逆にこの数字を消すように依頼されていたのが、望月の同居人で便利屋の陸(柄本佑)だ。

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 終盤では、望月が日高の狙うターゲットを割り出すため、陸に日高のロッカーから“殺人リスト”を回収するよう指示。陸がロッカーを突き止め所持品を回収すると、漫画の主人公が日高を彷彿とさせることがわかる。主人公は清掃業者φという青年。彼がミスターXという人物から指令を受け、法では裁けない悪い奴らを殺していくというストーリーで、その指令は数字できていた……。

 そして3つの名前。「クウシュウゴウ」は日高の共犯者である可能性が高く、河原はこの人物が「十和田元」であることを突き止めるが、十和田は3か月前に自殺していた。さらに、日高が死亡者届のデータベースで検索した「東朔也」という人物。同じころ、望月は奄美大島の民宿の主人から電話を受け、かつてこの地で日高と交流があった人物から、日高がこの名を名乗っていたと連絡を受ける。一方、河原は十和田の住居を清掃した特殊清掃業者を訪ねたところ、「東さんが漫画を持って帰った」との情報を入手。東朔也とは何者なのか……?

 ほかにも、なぜ日高は新月の晩にターゲット宅に侵入しながらも殺人を犯さなかったのか? 日高を張り込んでいた望月と八巻(溝端淳平)を見るなり引き返した人物(男性とみられる)は何者なのか? 冒頭で奄美大島の民宿の主人を訪ねた顔の見えない人物は誰なのか? など、いくつもの謎がちりばめられ、視聴者をハラハラさせている。(編集部・石井百合子)

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