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二宮和也、嵐の活動休止後初の映画主演!「ロボット・イン・ザ・ガーデン」実写化で不良品ロボットと出会うダメ男に

どんな化学反応が起こる?
どんな化学反応が起こる? - (C) 2022 映画「TANG」製作委員会

 二宮和也が主演を務める新作映画『TANG タング』の製作が決定し、2022年に全国で公開されることが明らかになった。本作が昨年末の「嵐」の活動休止以降での初主演映画となる二宮は、不良品ロボットと運命の出会いを果たす人生に迷うダメ男の主人公を演じる。

二宮和也を超至近距離で撮影!『浅田家!』初日の舞台裏ショット【写真】

 新作映画『TANG タング』は、劇団四季で舞台化されるなど、日本でも高い人気を誇るデボラ・インストールの小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」をもとにした感動の物語。二宮はゲーム三昧で妻に捨てられ、人生に迷うダメ男の春日井健を演じる。日本版として原作からアレンジが加えられる本作では、健が家の庭に迷い込んだ記憶をなくした不良品ロボット“タング”の出会いをきっかけに、驚きに満ちた壮大な冒険に繰り出していくことになる。

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 最近も『浅田家』での演技が大きな話題を呼んだ二宮。初めてとなるロボットとの“共演”には「タングというロボットを通じて、ダメ人間が社会と向き合う。一見、特殊な形に見えますが、普遍的な友情物語だと思っています。引き続き、世の中が大変な状況下ではありますが、無事に撮影が終わり、ホッとしています。個人的には監督の演出に応えられる様に必死についていった印象的な作品となりました。公開を楽しみに待っていただけたら嬉しいです」とコメント。

 原作者のデボラも日本での実写化に「特に楽しみなのは、『硫黄島からの手紙』で西郷を演じた二宮和也さんが健を演じるということです。繊細さとユーモアを持った彼は、まさに健を演じるのにぴったりな方だと思います。長年日本映画を観てきたファンの一人として、タングの物語がスクリーンで観られる喜びを、日本の映画ファンと共有できることを非常に楽しみにしています」と喜びの言葉を寄せている。

 不良品ロボット“タング”に命を吹き込むのは、これまで『STAND BY ME ドラえもん』『DESTINY 鎌倉ものがたり』などを手掛けたVFXプロダクション「白組」。監督を『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『フォルトゥナの瞳』などの三木孝浩、脚本をドラマ「恋はつづくよどこまでも」「着飾る恋には理由があって」などの金子ありさが担当する。(編集部・大内啓輔)

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三木孝浩監督コメント

10万馬力があるわけでもなく4次元ポケットを持っているわけでもない何にもできないポンコツロボットのタング。でもそんなタングだからこそ、その眼差しから見える人間の世界の滑稽さ愛おしさを、二宮和也くん演じる同じく何にもできないダメ男・健との旅の中で感じられるような作品にしたい。昨今の邦画では類を見ない実写とCGキャラクターの融合した世界は、とてもチャレンジングな企画であり、新たな可能性を感じる作品でもあります。他者への不寛容が肥大しつつある今だからこそこの荒唐無稽で大胆な物語が、どこかおおらかで他者そして自分自身を受け入れる勇気をちょっとだけ与えてくれるような映画になってくれればと願っています。健とタングの珍道中、ぜひお楽しみに!

田口生己(プロデューサー)コメント

・実写化の理由
2016年に原作小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」に出会い、この愛おしい物語に強く強く惹かれました。そして、ポンコツだけど、無限の可能性を秘めたタングがスクリーンで活躍する姿を誰よりも見てみたいと思いました。笑いあり、冒険あり、涙あり、宝箱のような映画にしたいと考えています。この映画で健とタングの間に起こったような友情や、つながりの価値について考えてもらえれば嬉しいです。

・二宮和也さんの起用理由
どんな難役とも向き合い、数々の作品で観客を魅了してきた、まさに日本を代表する俳優・二宮さん。そんな二宮さんが未来の世界でロボットを相手に冒険に出るという、主人公の健を演じていただけたら、とんでもない化学反応が起きるのではないか、そんな期待を持ってオファーさせていただきました。今作品を一緒に作れるこの機会にとても興奮しています。

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