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マーベル『シャン・チー』予告編に映っていたのはアボミネーション&ウォン!ケヴィン・ファイギが認める

やっぱりこの二人だった! - アボミネーション(左)とウォン(右)
やっぱりこの二人だった! - アボミネーション(左)とウォン(右) - Universal Studios / Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが、映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』本予告編のラストに登場するキャラクターが『インクレディブル・ハルク』のヴィラン・アボミネーションと『ドクター・ストレンジ』のウォンであると、Rotten Tomatoes のインタビューで認めた。

【動画】二人が戦うシーンは01:51~『シャン・チー/テン・リングスの伝説』予告編

 25日に公開された『シャン・チー』本予告編には、アボミネーションとウォンにそっくりなキャラクターが地下闘技場のような場所で戦っているシーンが盛り込まれており、その後二人の再登場説が浮上。実際、海外版の予告編を字幕付きで再生すると「ABOMINATION(アボミネーション)」と表記されるほか、ウォン役のベネディクト・ウォンも、主演のシム・リウと撮影地シドニーの焼肉店を訪れたことが報じられており、本作への出演がささやかれていた。

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 同サイトのインタビューでファイギは、「一部のファンが『何年も姿を見ていないアボミネーションにそっくりなキャラクターが、ウォンに似た人物と戦っている』と反応していました。なぜそっくりかというと、まさにアボミネーションがウォンと戦っているからです」と再登場を認めている。アボミネーションは、2008年の『インクレディブル・ハルク』以来およそ13年ぶりのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)復帰。ファイギは「10年以上もスクリーンに登場しないキャラクターがMCUに帰ってくることはとても素晴らしいこと。そして、ファンの皆さんが予告編の僅かな描写で認識して、受け入れてくれることも大変嬉しいことです」と心境を明かしている。

 ちなみに、アボミネーションは実写ドラマシリーズ「シー・ハルク(原題) / She-Hulk」にも登場予定で、同作にはアボミネーションに変身したエミル・ブロンスキー役のティム・ロスも出演。また、ベネディクト演じるウォンは『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題) / Doctor Strange in the Multiverse of Madness』(2022年3月25日全米公開)にも登場することが決まっており、『シャン・チー』がこれらの作品とつながっている可能性も考えられる。

 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は、戦うことを禁じ、ホテルマンとして新たな人生を送っていた主人公シャン・チーが、犯罪組織を率いる父親と対峙する物語。『黒い司法 0%からの奇跡』などのデスティン・ダニエル・クレットン監督がメガホンを取った。9月3日全国公開。(編集部・倉本拓弥)

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