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これが宇宙の声…?愛すべきB級感あふれる『サイコ・ゴアマン』告知映像

『サイコ・ゴアマン』宇宙からの告知映像 » 動画の詳細

 愛すべきB級感を醸し出すカナダ発のSFスプラッター映画『サイコ・ゴアマン』(7月30日公開)より、全編スマートフォンで制作されたという“宇宙の声”入りの告知映像が公開された。

クセになる!『サイコ・ゴアマン』宇宙の声入り・宇宙告知映像【動画】

 本作は、怒りと憎しみの感情しか持たない残虐な宇宙人が、地球を危機に陥れる様子を描いたSFスプラッター。幼い兄妹が偶然にも宇宙人をよみがえらせてしまうが、妹は宇宙人を操る不思議な宝石を手に入れる。監督を務めるのはカナダの映像制作会社「Astron-6」のメンバーで、『マンボーグ』『ザ・ヴォイド 変異世界』などのスティーヴン・コスタンスキ。これまで『パシフィック・リム』などの大作にも特殊効果として携わった経験を持つ。

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 今回公開されたのは、本作の世界観を表現するべく一人の担当者が日本で自宅制作したという告知映像。4:3の画面サイズに静止画が劣悪な画質で繋げられ、80年代のVHSクオリティーをほうふつとさせる仕上がり。壮大な宇宙のカットから始まり、宇宙怪人たちが会議をしている画像には「宇宙会議」のテロップが入れられており、揺れに揺れるノイズまみれの映像ながらも映画のストーリーは把握できる内容となっている。

 この映像はすべてスマートフォンで制作されており、画像は1枚ずつ出力したものを撮影して紙芝居風に繋げられている。連呼される「サイコ・ゴアマン……サイコ・ゴアマン……」という“宇宙の声”は、エフェクトを重ねながら抑揚のないナレーションを然るべき環境で録音。そこにブリッツ//ベルリンの「Two Hands, One Heart」がミックスされている。

 映像についてコスタンスキ監督も満足のようで「これは面白い! 最高だ! この歪んだ画質、質感が大好きだ。ジョン・カーペンター監督の映画『パラダイム』(1987)を思い出した。人々が夢の中で未来を警告するひずんだビデオ信号を傍受する場面だ」とコメントを寄せている。(編集部・大内啓輔)

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