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『ゴジラvsコング』小栗旬演じる芹沢蓮の初期設定、恐ろしいものだった

映画『ゴジラvsコング』より芹沢蓮役の小栗旬
映画『ゴジラvsコング』より芹沢蓮役の小栗旬 - (C) 2021 WARNER BROTHERS ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.

 現在公開中の映画『ゴジラvsコング』のメイキングブック「ゴジラvsコング アート・オブ・アルティメット・バトルロワイヤル」では、小栗旬が演じた芹沢蓮の設定に関する秘話が明かされている。(以降、ネタバレ有り)

【他カット】ミステリアス!『ゴジラvsコング』での小栗旬

 芹沢蓮は、「モンスター・ヴァース」シリーズで渡辺謙が演じてきた芹沢猪四郎博士の息子。父が伝説的なゴジラ研究者だったがために寄せられる期待を十分自覚し、父から学んだタイタンに関する知識と共に、ウォルター・シモンズCEO(デミアン・ビチル)が率いる世界最強のハイテク企業エイペックス社で革新的な次世代技術改革を担っている。

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 脚本家のエリック・ピアソンによると、初期の案では、蓮が土壇場でシモンズを裏切り、この映画の真の悪玉となっていたのだという。「だが、ストーリーのその時点に達したときには、すでにシモンズと芹沢蓮が造ったものが地球にとって恐ろしい脅威となっていたから、野心と過剰な自信のせいで自分たちが作りだした兵器の制御を失う(という筋書きのほうがしっくりきた)」と現在の形に落ち着いた理由を説明している。

 衣装デザイナーのアン・フォーリーは蓮に「近未来を感じさせるミステリアスな衣装」を着せたかったといい、ファッションブランド、ドージェン(Dzojchen)の服を採用。「黒を多用するのは蓮だけにして、衣装を通して腹黒い内面を表現したわけ。すっきりしたシンプルな衣装を着た彼は、とても冷静で非情に見えるでしょう?」と意図を語っている。

ゴジラvsコング アート・オブ・アルティメット・バトルロワイヤル

 「ゴジラvsコング アート・オブ・アルティメット・バトルロワイヤル」にはこのほか各キャラクターの解説に加え、二大モンスター激突の舞台裏が迫力のコンセプトアートや美麗写真でひもとかれている。(編集部・市川遥)

「ゴジラvsコング アート・オブ・アルティメット・バトルロワイヤル」は8月6日発売予定(4,500円+税) 発行元:DU BOOKS 発売元:株式会社ディスクユニオン

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