『東京リベンジャーズ』続編の可能性は…？プロデューサーに聞く
映画『東京リベンジャーズ』が、公開初日から17日間（7月25日時点）で観客動員数166万人超え、興行収入22.5億円突破とヒット中だ。SNS上にはキャストたちの熱演に絶賛が相次ぎ、続編を望む声が上がっている。そんな本作の岡田翔太プロデューサーに、続編の可能性やいまの率直な思いを聞いた。
原作は、累計発行部数3,200万部突破の和久井健による漫画「東京卍リベンジャーズ」。どん底の人生を送る花垣武道（タケミチ）が、10年前に突如タイムリープしたことをきっかけに、人生の“リベンジ”に挑む姿を描く。今年4月にはアニメ化されたことで人気が急上昇。アニメはテレビ東京ほかにて8月現在も放送中で、動画配信サイトでも配信され話題となっている。映画では、北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮ら人気若手俳優が多数出演している。
7月9日に公開された本作は、公開初週に全国映画動員ランキングで1位を獲得し、スマッシュヒットを記録している。この盛況ぶりに岡田プロデューサーは、「公開の数か月前、アニメシリーズが始まって以降“ひよってるやついる？（編集部注：原作の人気キャラクター、マイキーこと佐野万次郎のセリフ）”などプチ社会現象が各地で起こっており『これは、もしかしたらすごいことになるかもしれない！』と思っていましたが、ここまでたくさんの人に来ていただけるのは正直予想以上で本当に嬉しいです」と驚いたそう。
また、コロナ禍で2度にわたり撮影が中断され、ようやく公開された本作について、「新型コロナウイルスと直面し、何度も厳しい局面と向き合うこともありましたがキャスト、スタッフ全員で乗り越えた甲斐があったな！ と思っています。知らない方も今や多いと思うのですが、実はこの作品はもしコロナがなければアニメシリーズが始まる前の2020年に公開予定でした。それが撮影中断による公開延期で今年公開することになり、アニメファンや原作ファンにも受け入れてもらもらえるか正直ドキドキしていましたが、SNSでもありがたいお言葉を拝見させていただき毎日感動しています」と喜びをにじませる。
SNS上には、「続編希望！」「続編もぜひやってほしい」「続編待ってる」と続編を熱望するコメントが多数見受けられる。岡田プロデューサーにもその声が届いているようで、「こんなに安心してエゴサできる作品もわたしのプロデューサー人生で初めてです（笑）。早くも『続きが観たい！』とおっしゃってくれているファンの方も多く嬉しい限りです」と率直な思いを明かす。
続編の可能性について聞くと、「ありがたい声援をたくさんいただき、とても嬉しく思っています。先日公開させていただきました『名前を呼ぶよ』（SUPER BEAVER による主題歌）のミュージックビデオ『東京リベンジャーズ』Ver.のラストでも匠海くんが『まだまだ殴られ足りない』と言っていますし（笑）。私自身、このメンバーで紡いでいく映画『東京リベンジャーズ』の世界がどこまで走って行けるのか楽しみでなりません。この物語はどこまで行けるかは、ファンの皆様一人ひとりの声にかかっています。“俺たちは行けるとこまで行く”勢いで、さらなる応援お待ちしております！」と語っていた。（編集部・梅山富美子）
