ブリトニー・スピアーズの後見制度、地裁が11月判断へ 父の財産管理停止

[ロサンゼルス 29日 ロイター] - 米ロサンゼルス郡地裁は29日、歌手ブリトニー・スピアーズさん(39)の成年後見人を務める父親ジェイミーさんについて、娘の6,000万ドルに上る財産の管理権限を停止した。
また、11月12日に後見制度解除の是非を決める審問を開くことも決めた。
スピアーズさんの精神衰弱を理由に、地裁は2008年にジェイミーさんを後見人に指定。治療や自宅への訪問者など日常生活の管理を行ってきたが、スピアーズさんは昨年、適用解除を求めて法的手続きを開始した。ジェイミーさんは娘が保有する財産の共同後見人でもあった。
米紙ニューヨーク・タイムズが先週公開したドキュメンタリーによると、スピアーズさんの携帯電話や寝室の様子がジェイミーさんの雇った警備員に盗聴されており、知人や子どもなどとの会話が監視されていたと、元警備スタッフが明らかにした。ジェイミーさんはこれについて、後見人としての権限の範囲内と釈明している。
スピアーズさんは今月、長年交際しているサム・アスガリさんとの婚約を発表した。