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役所広司、菅田将暉、尾野真千子、有村架純が最優秀賞を受賞【第13回TAMA映画賞】

写真は菅田将暉と有村架純が共演した『花束みたいな恋をした』
写真は菅田将暉と有村架純が共演した『花束みたいな恋をした』 - (C) 2021『花束みたいな恋をした』製作委員会

 7日、第13回TAMA映画賞の受賞作品、受賞者が発表された。最優秀作品賞に輝いたのは『ドライブ・マイ・カー』『あのこは貴族』の2作品。最優秀男優賞を役所広司菅田将暉、最優秀女優賞を尾野真千子有村架純が受賞した。

昨年の第12回TAMA映画賞授賞式の様子【写真】

 2009年にスタートしたTAMA映画賞は、前年10月から当年9月に一般劇場で公開される作品、監督、キャスト、スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員が選考。映画ファンの立場から「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、感謝を込めて表彰する映画賞だ。

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 『ドライブ・マイ・カー』は、カンヌ国際映画祭で邦画初となる脚本賞を受賞した話題作。『寝ても覚めても』などの濱口竜介監督が村上春樹の同名短編小説を基に映画化したヒューマンドラマで、西島秀俊三浦透子霧島れいか岡田将生らが出演している。『あのこは貴族』は山内マリコの同名小説を、『グッド・ストライプス』で新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子監督が映画化したヒューマンドラマ。門脇麦水原希子の共演で、対照的な2人の女性が人生を見つめ直し、新たな道を切り拓いていく姿を描く。

 最優秀新進男優賞には藤原季節金子大地、最優秀新進女優賞には三浦透子、伊藤万理華が選ばれた。授賞式は11月21日に府中の森芸術劇場・どりーむホールで行われる。

第13回TAMA映画賞受賞作品、受賞者は以下の通り。(編集部・小松芙未)

【最優秀作品賞】
『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)
『あのこは貴族』(岨手由貴子監督、及びスタッフ・キャスト一同)

【特別賞】
土井裕泰監督・坂元裕二氏、及びスタッフ・キャスト一同(『花束みたいな恋をした』)
横浜聡子監督、及びスタッフ・キャスト一同(『いとみち』)

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【最優秀男優賞】
役所広司(『すばらしき世界』『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』『竜とそばかすの姫』)
菅田将暉(『花束みたいな恋をした』『キャラクター』『キネマの神様』『浅田家!』)

【最優秀女優賞】
尾野真千子(『茜色に焼かれる』『明日の食卓』『ヤクザと家族 The Family』『心の傷を癒すということ《劇場版》』)
有村架純(『花束みたいな恋をした』『映画 太陽の子』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』ほか)

【最優秀新進監督賞】
藤元明緒監督(『海辺の彼女たち』)
松本壮史監督(『サマーフィルムにのって』『青葉家のテーブル』)

【最優秀新進男優賞】
藤原季節(『のさりの島』『佐々木、イン、マイマイン』『空白』『くれなずめ』『明日の食卓』)
金子大地(『サマーフィルムにのって』『猿楽町で会いましょう』『先生、私の隣に座っていただけませんか?』ほか)

【最優秀新進女優賞】
三浦透子(『ドライブ・マイ・カー』『椿の庭』『おらおらでひとりいぐも』『アイヌモシリ』)
伊藤万理華(『サマーフィルムにのって』『息をするように』)

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