撮影現場の銃規制を支持 アレック・ボールドウィン、誤射後初の取材で

[ロサンゼルス 30日 ロイター] - 米俳優アレック・ボールドウィンさんは10月30日、映画の撮影現場で小道具の銃を誤射してスタッフ2人が死傷した事故について初めてメディアの取材に対応し、撮影現場での銃規制を支持する考えを示した。
21日に起きた事故では撮影監督のハリナ・ハッチンスさんが死亡し、ジョエル・ソウザ監督も負傷。ボールドウィンさんは弾が入っていないとして銃を手渡され、カメラに向かって演技の練習をしていたところ、暴発させてしまった。

ボールドウィンさんはバーモント州でカメラマンなどの質問に応じ、事故について「捜査が続いているため、コメントできない」とコメント。
一方、「映画の撮影現場では時に偶発的な事故が起きるが、今回のようなことはない。これは極めてまれに見る話だ」と語った。
今回の事故を受け、映画やテレビの撮影現場で本物の銃に空砲などを入れて使用することを禁止するよう求める声が業界から上がっており、ボールドウィンさんは、この取り組みを支持すると述べた。