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ゴールデン・グローブ賞『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『ウエスト・サイド・ストーリー』が作品賞!受賞結果全リスト

『パワー・オブ・ザ・ドッグ』はNetflixで配信中、『ウエスト・サイド・ストーリー』は2月11日日本公開
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』はNetflixで配信中、『ウエスト・サイド・ストーリー』は2月11日日本公開 - (C) 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 第79回ゴールデン・グローブ賞授賞式が現地時間9日に米ロサンゼルスで行われ、ジェーン・カンピオン監督の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が作品賞(ドラマ)、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』が作品賞(コメディー/ミュージカル)を受賞した。

【画像】女優賞は『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラー

 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、トーマス・サヴェージの同名小説を基に、ベネディクト・カンバーバッチが威圧的だがカリスマ性に満ちた牧場主にふんした心理劇。弟(ジェシー・プレモンス)の結婚相手に納得できない彼は、弟の妻(キルステン・ダンスト)とその息子(コディ・スミット=マクフィー)に対して敵意を向き出しにする。作品賞(ドラマ)、助演男優賞(コディ)、監督賞の3部門で受賞した。

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 『ウエスト・サイド・ストーリー』は、1961年の映画版でも知られる名作ブロードウェイミュージカルをスピルバーグ監督が新たに映画化した作品。作品賞(コメディー/ミュージカル)に加え、マリア役を務めたレイチェル・ゼグラーが女優賞(コメディー/ミュージカル)、アニータ役のアリアナ・デボーズが助演女優賞に輝き、こちらも3部門での受賞となった。 

 作品賞-非英語作品(旧・外国語映画賞)には、アメリカの映画賞レースを席巻している濱口竜介監督作『ドライブ・マイ・カー』が見事輝いた。

 ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)の投票により選定されるゴールデン・グローブ賞。今年に入ってから人種差別や性差別、倫理上の問題などHFPAの長年にわたる腐敗した体制が問題視され、5月には米NBC局が授賞式の中継見送りを決めたため、今年の授賞式の放送・ストリーミングはなく、スターたちの出席もなかった。HFPAはこの8か月で倫理・行動規範、会員資格をはじめとした内規を徹底的に見直し、これまでで最大にして最も多様性に富んだ新会員21名を迎えたと発表している。(編集部・市川遥)

映画部門の受賞結果は以下の通り。

■作品賞(ドラマ)
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

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■作品賞(コメディー/ミュージカル)
『ウエスト・サイド・ストーリー』

■男優賞(ドラマ)
ウィル・スミス 『ドリームプラン

■男優賞(コメディー/ミュージカル)
アンドリュー・ガーフィールド 『tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!

■助演男優賞
コディ・スミット=マクフィー 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

■女優賞(ドラマ)
ニコール・キッドマン 『愛すべき夫妻の秘密』

■女優賞(コメディー/ミュージカル)
レイチェル・ゼグラー 『ウエスト・サイド・ストーリー』

■助演女優賞
アリアナ・デボーズ 『ウエスト・サイド・ストーリー』

■監督賞
ジェーン・カンピオン 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

■脚本賞
ケネス・ブラナー 『ベルファスト

■音楽賞
DUNE/デューン 砂の惑星

■歌曲賞
「No Time to Die」『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

■作品賞-非英語作品(旧・外国語映画賞)
『ドライブ・マイ・カー』(日本)

■アニメーション作品賞
ミラベルと魔法だらけの家

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