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「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」はギア&レジェンド要素継続 革新的な作品目指す

「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」制作発表会見に登壇したキャスト陣
「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」制作発表会見に登壇したキャスト陣 - (c)テレビ朝日・東映 AG ・東映

 9日、スーパー戦隊シリーズ最新作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(3月6日あさ9時30分スタート・テレビ朝日系)の制作発表会見が行われ、主要キャスト及び作品の詳細が明らかになった。会見にはドンブラザーズのメンバーを演じる樋口幸平(桃井タロウ役)、別府由来(猿原真一役)、志田こはく(鬼頭はるか役)、柊太朗(犬塚翼役)、鈴木浩文(雉野つよし役)をはじめ、和田聰宏(桃井陣役)、敵キャストの富永勇也(ソノイ役)、宮崎あみさ(ソノニ役)、タカハシシンノスケ(ソノザ役)が出席した。

【画像】ゼンカイザー&ドンモモタロウが共闘!

 「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」は、昔話「桃太郎」をモチーフにしたスーパー戦隊シリーズ第46作。不幸のどん底に突き落とされた女子高生・鬼頭はるかは、突然顔に謎のサングラスが装着され、異次元空間へと吸い込まれてしまう。そこで出会った中年男性・ 桃井陣から「桃井タロウを探し出し、彼の前で跪け」という指令を受けたはるかは、タロウや仲間たちを見つけ出し、謎の組織・脳人(のうと)の脅威から人類を救うべく奔走する。

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 ドンモモタロウに変身する桃井タロウは、嘘がつけない21歳の青年。桃型のカプセルに乗って人間界にやって来た過去を持ち、現在は宅配のバイトをしながら一人暮らしをしている。ドンモモタロウにお供するメンバーは、女子高生の鬼頭はるか/オニシスター、風流人の猿原真一/サルブラザー、逃亡者の犬塚翼/イヌブラザー、会社員の雉野つよし/キジブラザーだ。

 本作では、放送中の「機界戦隊ゼンカイジャー」で採用されたギア&レジェンドのシステムを継続。変身銃型武器・ドンブラスターを駆使するドンブラザーズは、アバタロウギアを使って歴代戦隊にアバターチェンジすることができる。

 会見に出席した樋口は、最初こそ不安を抱いていたと明かながら「歴史あるスーパー戦隊という作品で、自分がレッドとしてこの舞台に立っていることが嬉しいです」と笑顔。「ドンモモタロウへの変身前と変身後では全然違った性格で、内に秘めたものが沸々と溢れ出る難しい部分があります。1年間通して頑張っていきたいと思います!」と意気込んだ。

 顔合わせの段階から、過去のスーパー戦隊作品を真似したり、戦隊ヒーローっぽいことは“封印”する意識があったという。樋口は「革新的な作品にしたいと『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』を作ってくださる方々がお話されていて、台本を見ると僕たち5人が揃うことがあまりないんです……」と本作ならではの珍しいエピソードを告白。「でも撮影はすごく楽しくて、お芝居の部分を叩き直してもらえることもありがたいです。みんな気合が入っています!」とアピールしていた。

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 また、会見では「機界戦隊ゼンカイジャー」でゼンカイザー/五色田介人を演じている駒木根葵汰がサプライズ登場し、「ドンブラザーズ」にも出演することが発表された。同作ではゼンカイザーブラックに変身する駒木根は、「『ドンブラザーズ』でも主演やらせてもらえるということで、気合が入っています!(笑)」とジョークで会場を盛り上げると、「『ゼンカイジャー』の五色田介人とは同姓同名です」と説明。「本当にこれから何をしていけばいいかわからないので、迷える子猫ちゃんみたいな感じです」と心境を明かしていた。(編集部・倉本拓弥)

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