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瀬戸康史主演のR15+映画、伊ウディネ映画祭に出品

『愛なのに』より(公開中)
『愛なのに』より(公開中) - (C) 2021『愛なのに』フィルムパートナーズ

 瀬戸康史主演のR15+映画『愛なのに』(公開中)が、イタリアで開催される第24回ウディネ・ファーイースト映画祭に出品されることが8日、明らかになった。同映画祭のコンペティション部門に新設された脚本賞「THE MULBERRY AWARD FOR BEST SCREENPLAY」の候補に選出。結果発表は、映画祭最終日の4月30日を予定している。

【動画】瀬戸康史主演、R15+映画『愛なのに』インタビュー

 ウディネ・ファーイースト映画祭はヨーロッパ最大のアジア映画祭として知られ、昨年は草なぎ剛主演、内田英治監督の『ミッドナイトスワン』が、劇場の観客が選出するゴールデン・マルベリー賞を受賞し話題を呼んだ。『愛なのに』は、瀬戸演じる古本屋の店主と、彼にプロポーズする女子高生(河合優実)、店主の憧れの女性(さとうほなみ)らの一方通行の恋愛が交錯するラブコメ。メガホンをとったのは、映画『アルプススタンドのはしの方』(2020)『女子高生に殺されたい』(公開中)などの城定秀夫監督。『愛がなんだ』(2018)『街の上で』(2019)などの今泉力哉監督と脚本を提供し合い、R15+指定のラブストーリーを製作する企画で、『愛なのに』(城定監督)、『猫は逃げた』(今泉監督)がそれぞれ誕生した。

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 主演を務めた瀬戸は、無精ヒゲを生やして女子高生と人妻、2人の女性に翻弄されるサエない主人公にふんし、初の濡れ場にも挑んだ。瀬戸は映画祭出品に「はじめは小規模での公開予定だったが、日本各地で上映され、そしてこの度は素敵な映画祭に出品されるということでとても嬉しく思います。これも、観てくださった皆さんのお陰です。本当にありがとうございます。“愛”というものについて様々な捉え方がある世界で、この作品がどう受け取っていただけるのかすごく興味があります」とコメントを寄せている。

 瀬戸は、現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主人公・北条義時(小栗旬)の異母弟・時房を演じることが先ごろ発表され、Amazon Prime Videoのオリジナルドラマ「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」が3月18日より配信中。今年8月には舞台「世界は笑う」(作・演:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)が控えている。(編集部・石井百合子)

瀬戸康史、主演作で世の中の“曖昧さ”を感じた『愛なのに』インタビュー » 動画の詳細
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