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ブラピ×伊坂幸太郎『ブレット・トレイン』首位デビュー

全米ボックスオフィス考

ブラピが世界一不運な殺し屋レディバグに - 映画『ブレット・トレイン』より
ブラピが世界一不運な殺し屋レディバグに - 映画『ブレット・トレイン』より

 先週末(8月5日~8月7日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ブラッド・ピット主演のミステリーアクション映画『ブレット・トレイン』が興行収入3,003万156ドル(約41億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル135円計算)

【画像】ブラピが日本の超高速列車に

 伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」を、ブラッド主演、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督でハリウッド映画化した本作。日本の超高速列車を舞台に、謎の人物から指令を受けた殺し屋(ブラッド)が、列車に乗り合わせた9人の殺し屋たちから命を狙われるさまを描いた。

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 予想通りの興収を上げて余裕の首位に輝いたものの、製作費が9,000万ドル(約122億円)であることを考えると少々物足りない数字といえるかもしれない。ただし、シリーズ物ではないR指定映画としては、ジョーダン・ピール監督のSFホラー『NOPE/ノープ』(オープニング興収4,436万6,910ドル・約60億円)に次ぐオープニング興収を上げている。

 公開5週目の『ソー:ラブ&サンダー』の累計興収は3億1,617万72ドル(約427億円)となり、前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)を抜いて『ソー』シリーズ最大のヒット作に。公開11週目の『トップガン マーヴェリック』の累計興収は6億6,248万6,308ドル(約894億円)となり、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』(最終興収6億5,936万3,944ドル・約890億円)を抜いて、北米歴代興収ランキングで7位となった。(編集部・市川遥)

8月5日~8月7日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ブレット・トレイン』
2(1)『DC がんばれ!スーパーペット
3(2)『NOPE/ノープ』
4(3)『ソー:ラブ&サンダー』
5(4)『ミニオンズ フィーバー
6(5)『トップガン マーヴェリック』
7(6)『ウェア・ザ・クロウダッズ・シング(原題) / Where the Crawdads Sing』
8(初)『イースター・サンデー(原題) / Easter Sunday』
9(7)『エルヴィス
10(8)『ブラック・フォン

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