BTS所属事務所の株価急伸、入隊めぐる不透明感払拭で

[ソウル 18日 ロイター] - 18日の韓国株式市場で、K-POPグルーブ「BTS(防弾少年団)」が所属する芸能事務所のHYBE(ハイブ)の株価が上昇し、一時7.8%高を付けた。兵役義務に従いメンバーの入隊手続きを進めると発表したこと受け、先行き不透明感が払拭された。
ハイブによると、最年長メンバーのJINさん(29)が間もなく軍に入隊する。他のメンバーも各自の計画に沿って兵役義務を果たすという。
2025年にグループとして活動再開する可能性を示したことも安心材料となっているもよう。
新韓投資のアナリストは「BTSの売上はなくならない。メンバーの個人活動や撮影済みのコンテンツや写真集の発売、既にリリースしたアルバムの売上が大きな利益になる」と語った。
アナリストによると、BTSの21年売上高は約8,800億ウォン(6億1,511万ドル)と、ハイブ全体の売上高(1兆3,000億ウォン)の約70%を占めていた。