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『インディ・ジョーンズ5』若返り技術でレイダース時代のインディ登場!

『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』でのハリソン・フォード
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』でのハリソン・フォード - Sunset Boulevard / Corbis via Getty Images

 映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5弾のオープニングシーンでは、デジタル技術によって若返ったハリソン・フォード演じるインディ・ジョーンズが登場することが判明した。メガホンを取ったジェームズ・マンゴールド監督(『LOGAN/ローガン』『フォードvsフェラーリ』)がEmpireに明かした。

【比較画像】今もかっこいい!年を重ねたインディ・ジョーンズ

 現在80歳のハリソンだが、オープニングでは41年前に公開された第1弾『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(原案ジョージ・ルーカス、監督スティーヴン・スピルバーグ)時代の若かりしインディとして登場するのだという。マンゴールド監督は「完全にジョージとスティーヴンの古い映画に飛び込んで、観客のアドレナリンを放出させたかったんだ」と意図を説明。こうして、映画はナチスだらけの1944年から幕を開けることになった。

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 この若返りオープニングシーンを成立させるため、ILM(インダストリアル・ライト&マジック。ルーカスが立ち上げたVFX制作会社)は新たなソフトフェアを採用した。その映像を観たハリソンは、「ちょっと気味が悪かった。どんな仕組みなのか知りたいとは思わないが、うまく行っていた」とその出来の良さに恐れおののきつつ太鼓判を押す。「それを観ても、若くなりたいとは思わなかったがね。年を重ねて今の年齢になったことをうれしく思っているよ」

 プロデューサーのキャスリーン・ケネディは「テクノロジーのことが話題になるだろうけど、観客がただそのシーンを観て『なんてこった。スタジオは昔の映像を見つけたんだな。これは40年前に撮影されたものだ』と思ってくれたらうれしい」と語っている。

 1944年から始まり、メインで描かれる1969年へと移行していく本作。インディの前に立ちはだかるのは、ナチスからNASAのエンジニアへと転身したヴェルナー・フォン・ブラウンに一部インスパイアされた人物で、ドラマ「ハンニバル」のマッツ・ミケルセンが演じるフォラーだ。全米公開は2023年6月30日で、日本でも2023年夏に公開予定となっている。(編集部・市川遥)

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