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竹中直人、30年前の「秀吉」撮了は「一生の思い出」 5年ぶり大河出演に思い

第20回より竹中直人演じる松永久秀
第20回より竹中直人演じる松永久秀 - (C)NHK

 仲野太賀主演による大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合・毎週日曜午後8:00ほかで放送中)で松永久秀を演じる竹中直人。24日放送・第20回では久秀を軸としたエピソードが展開した。竹中が「青天を衝け」以来、約5年ぶりとなる大河ドラマ出演、主演・仲野との初共演、30年ぶりの再共演となった小栗旬の印象などについて語った。

【画像】松永久秀の壮絶な最期…第20回

 竹中演じる松永久秀は、大和国(現在の奈良県)の戦国武将。あまたの裏切りと変わり身の早さゆえに周囲から恨みを買うことが多く、織田信長(小栗旬)が足利義昭(尾上右近)を奉じて上洛すると、いち早く織田に臣従し、小一郎(仲野)たちともかかわりを持つ、という役どころ。

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 1996年放送の「秀吉」では主人公・豊臣秀吉を演じ、大河ドラマへの出演は2021年放送の「青天を衝け」(徳川斉昭役)以来となった竹中。「まずはじめに、こんなぼくを再びキャスティングしてくださり感謝です! そして松永久秀を演じさせてくださり本当にありがとうございました! もうそれだけです」とあらためてオファーに感謝しながら「大河ドラマの撮影現場は今をときめく俳優たちがたくさん、たくさん集まってきます。そんな方々のお芝居を目の前で感じることが出来るのがもうサイコーです」と大河ドラマの醍醐味を語る。

 主演・仲野、秀吉役の池松壮亮とは初共演。竹中は、「仲野君、池松君とは今作が初共演です。ぼくはどの作品も全てそうなんですが、撮影の初日は未だに緊張して、撮影の前日は全く眠れないんです。だから眠れないまま撮影現場に行きました。そんなぼくをお二人は恐ろしいほどの満面の笑顔で出迎えてくれました。そのおかげもあり、NGは出さなかったと思います。お二人の満面の笑顔がプレッシャーでしたからね(笑)」と撮影初日を振り返り「そして思ったのが、「これまでの大河ドラマとは全く違うものが生まれるに違いないぞ!」と。本当に最強のコンビだと思います。このお二人なら“心配ご無用!”です」と二人への信頼を明かす。

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 座長の仲野について「本当に明るくて現場のスタッフたちを包み込んでくれる存在」だという竹中。「僕は30年も前に大河ドラマ『秀吉』で主演を務めさせていただきましたが、とにかく「デタラメな大河ドラマにしてやるぞ!」と、毎日毎日ギンギンにテンションを上げまくって演じさせて頂きました。時には口笛を吹いたり、唾を飛ばしたり、屁をこいたり、足がつったり、貧血をおこしたりしてね。クランクアップの日、スタッフの方々に胴上げをして頂いた事は一生の思い出です」と自身が主演を務めた「秀吉」の記憶を回想しながら「そして30年の時を超えた【豊臣兄弟!】の仲野くんは常に周囲をしっかりと見つめながら現場に存在しています。新たに築き上げる戦国時代、この作品で仲野くんは観客にどんな印象を残してゆくのか…、それがとても楽しみです」と仲野の成長に期待を寄せる。

 また、信長を演じた小栗とは「秀吉」以来30年ぶりの共演となった。「小栗君とは、「秀吉」で共演して以来、なんと、30年ぶりの共演でした。当時、中学生だった小栗君とは年賀状のやり取りもしていました。年賀状の書き出しには「佐吉です!」と、当時の役名を書いているのがなんともかわいかったですね。そんな小栗君と今回の現場で対峙したときは、【30年】、という時の流れを深く感じました。かわいらしい子役だった彼が圧倒的な存在感で目の前に座っている。そのたたずまいを見た瞬間、「これぞ信長だ!」と強く感じました」とその成長に感銘を受けた様子。

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 24日放送・第20回「本物の平蜘蛛」では、信長が上杉攻めから離脱し勝手に帰国した秀吉に激怒し、蟄居の上死罪を言い渡す。そんななか、松永久秀が再び裏切ったという知らせが入り、九死に一生を得た秀吉と小一郎は久秀との談判へ。唯一無二の茶器・平蜘蛛を渡せば謀反は不問にするという信長の意向を伝えるも、久秀は頑なに拒否。久秀と兄弟の駆け引きが繰り広げられたのち、久秀が壮絶な最期を迎える展開だったが、竹中は久秀についてこう振り返る。

 「オファーをいただいたときは、とても光栄な思いと共に、「出番はどのくらい?」と思いました(笑)。1年以上かけて作り上げる作品ですからね。役者同士のつながりも深くなれる現場です。だから途中で死んじゃうのは本当に切ないんです。しかし松永久秀の役となると「あっ、間違いなく途中で死ぬな…。何話ぐらいで死んじゃうんだろう?」と思いました。そして脚本家の八津さんとプロデューサーの方々が松永久秀をどのように描くのか…それが一番気になりましたね。役の存在を握るのはやはり脚本家ですから…。死んだはずの久秀が実は生きていた…! なんてことはないかしら…なんてことを思ったりもしましたが、それはないですね(笑)」

 そして今後の展開に「今後、軍師としての才を今まで以上に発揮していく秀長の変貌を楽しみにしております。そして池松くんの作りあげる新たな秀吉像も楽しみでなりません! 歴史を塗り替えてこそ、真の大河ドラマだと思っています」と思いを語った。(石川友里恵)

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